商品コード:1034252201286
税込 9,000 円
270 ポイント
ショップ名:梨の木ピースアカデミー(NPA)
タイトル:戦争責任から戦後責任へ 戦後補償から考える ハイライトPAFLEX
曜日:火曜日 原則隔週
時間:19:00-21:00
開催方法:オンライン &オフライン(会場)開催
-オンライン定員:50名
-オフライン定員:10名
講師: 内海愛子(NPA共同代表)
コーディネーター:
– 許美善(民族問題研究所)
– 李泳采(恵泉女学園大学)
タイトル:戦争責任から戦後責任へ 戦後補償から考える ハイライトPAFLEX
コース概要:
日本はなぜ「植民地」清算ができなかったのだろうか。なぜ未だに、アジアの人々は日本に対して「植民地支配」の責任を問いだしているだろうか。「戦後補償」問題を切口に、日本社会で「見えなかったアジアと植民地支配」の構造を、内海愛子の戦後の歩みを軸にしながら、一緒に学び、考えていきます。
梨の木ピースアカデミ(NPA)ー第1期~5期の講座のなかで、内海の「平和塾」を立ち上げます。戦後77年が経た今も、なぜ、アジアから世界から戦争の「責任」を問われ続けているのか。戦後史の中から考えていきます。
曜日:火曜日 原則隔週
時間:19:00-21:00
開催方法:オンライン開催
-オンライン定員:50名
-オフライン定員:10名
◆第1回
タイトル:『平和憲法』――在日朝鮮人、台湾人、琉球人の視点から
開催日:2022年3月8日(火)19:00-21:00
概要:憲法前文は、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し…」と始まります。「日本国民」とは誰か。占領下の在日台湾人、朝鮮人、琉球人、 「内鮮結婚」をした日本人女性は? 「第三国人」とは誰か。 植民地支配の視点から考えます。
映像『日本の悲劇』(亀井文夫監督)を観る
1945年12月6日、帝国議会「戦争責任に関する決議」 採択。
12月8日 「戦争犯罪人追及人民大会」(東京神田・共立講堂)で開催。山辺健太郎、鈴木東民、朴烈らが演説。
◆第2回
タイトル:占領下で戦争責任を考えるーーBC級戦争裁判は何を裁いたのか
開催日:2022年3月22日日(火)19:00-21:00
概要:連合国による戦争裁判は誰を裁き、何を裁いたのか。「通例の戦争犯罪」を裁いたBC級戦犯裁判で裁かれた朝鮮人戦犯を中心に、アジアと植民地問題を考える。
「裁かれた戦争犯罪とは何か」「自分ならどうしたのか」。自分の問題として考え続けてきた鶴見俊輔、木下順二、金時鐘などの論稿も取り上げながら考える。
映像 「私は貝になりたい」
◆第3回 「朝鮮戦争 ― サンフランシスコ講和体制への道」
開催日:2022年4月5日(火)19:00-21:00
概要: 国連軍の平壌占領後、「対日講和7原則」が発表された。日米安保条約と抱き合わせだったサンフランシスコ平和条約。なぜ、韓国・台湾は参加できなかったのか
1950年6月、朝鮮戦争の勃発は、日本の戦略的位置を大きく変えた。アメリカは、軍事力の空白地域になっている日本の再軍備、経済復興を優先させた対日講和をすすめる決意をかため、1950年11月24日、「対日講和7原則」を発表。無賠償の方針。日本軍の捕虜になった将兵の三人に一人が死亡したオーストラリアは賠償を強く要求。フィリピも要求。妥協案として「役務」と「生産物」による賠償が決まる。日本に「かなり有利な形」の賠償を盛り込んだ平和条約は、日米安全保障条約と抱き合わせだった。
◆第4回 「見えなかったアジア」――ベトナム反戦運動・入管闘争から
開催日:2022年4月19日(火)19:00-21:00
概要:日韓条約反対運動が盛り上がりを欠いた1960年代、後半の全共闘運動やベトナム反戦運動のなかで「アジア」が見えてきた。1969年、政府は出入国管理令の改正を提起、日本資本のアジア進出に向けての外国人管理にのりだした。在日朝鮮人への管理強化の一方、新たに技能研修生などの在留資格を作り出していく。今も問題となっている「技能研修生」とはーー。
60年安保闘争の「遅れてきた世代」の内海愛子は、ようやく在日朝鮮人の問題に気づき、女性の聞き書きの会に参加、その後、日本朝鮮研究所に参加し、差別語の問題や入管闘争などに参加。この時代の証言。
◆第5回
タイトル:賠償から政府開発園援助(ODA)へ―インドネシアでみえた朝鮮
開催日:2022年5月3日(火)19:00-21:00
概要:1975年、インドネシアへ。そこで、アジア太平洋戦争時に蘭領インド(現在のインドネシア)に送り出された朝鮮人兵士の「戦後」に出会う。敗戦後、「在ジャワ朝鮮人民会」が結成された。インドネシア独立運動に参加し、インドネシアの独立英雄になった朝鮮人、戦争犯罪人として刑死した人、抗日独立運動で拘束されていた闘士、独立後のインドネシアで映画づくりにまい進した朝鮮人(三つの名前で生きた朝鮮人)など、多様な朝鮮人の生き方が見えてきた。植民地支配を「大東亜共栄圏」の中で考える。
◆第6回
タイトル:アジアで考える・アジアを考える
開催日:2022年5月17日(火)19:00-21:00
概要:1970年、80年代、「アジアの女たちの会」や「アジア太平洋資料センター」(PARC)の活動に参加。PARCで鶴見良行や村井吉敬たちと「エビ研究会」を組織し、「エビ」を手がかりに日本企業のアジア進出の現場を訪ねる中で、さまざまな「日本軍」に出会い、アジアの人びとから見た「日本」を教えられる。
東南アジアの海辺を歩いた1980年代以降の経験、インドネシアの東部(マカッサルーアンボンーアル諸島など)を共に航海した人たちと、「ヌサンタラ航海記」を語る。
コース概要:
日本はなぜ「植民地」清算ができなかったのだろうか。なぜ未だに、アジアの人々は日本に対して「植民地支配」の責任を問いだしているだろうか。「戦後補償」問題を切口に、日本社会で「見えなかったアジアと植民地支配」の構造を、内海愛子の戦後の歩みを軸にしながら、一緒に学び、考えていきます。
梨の木ピースアカデミ(NPA)ー第1期~5期の講座のなかで、内海の「平和塾」を立ち上げます。戦後77年が経た今も、なぜ、アジアから世界から戦争の「責任」を問われ続けているのか。戦後史の中から考えていきます。
曜日:火曜日 原則隔週
時間:19:00-21:00
開催方法:オンライン開催
-オンライン定員:50名
-オフライン定員:10名
◆第1回
タイトル:『平和憲法』――在日朝鮮人、台湾人、琉球人の視点から
開催日:2022年3月8日(火)19:00-21:00
概要:憲法前文は、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し…」と始まります。「日本国民」とは誰か。占領下の在日台湾人、朝鮮人、琉球人、 「内鮮結婚」をした日本人女性は? 「第三国人」とは誰か。 植民地支配の視点から考えます。
映像『日本の悲劇』(亀井文夫監督)を観る
1945年12月6日、帝国議会「戦争責任に関する決議」 採択。
12月8日 「戦争犯罪人追及人民大会」(東京神田・共立講堂)で開催。山辺健太郎、鈴木東民、朴烈らが演説。
◆第2回
タイトル:占領下で戦争責任を考えるーーBC級戦争裁判は何を裁いたのか
開催日:2022年3月22日日(火)19:00-21:00
概要:連合国による戦争裁判は誰を裁き、何を裁いたのか。「通例の戦争犯罪」を裁いたBC級戦犯裁判で裁かれた朝鮮人戦犯を中心に、アジアと植民地問題を考える。
「裁かれた戦争犯罪とは何か」「自分ならどうしたのか」。自分の問題として考え続けてきた鶴見俊輔、木下順二、金時鐘などの論稿も取り上げながら考える。
映像 「私は貝になりたい」
◆第3回 「朝鮮戦争 ― サンフランシスコ講和体制への道」
開催日:2022年4月5日(火)19:00-21:00
概要: 国連軍の平壌占領後、「対日講和7原則」が発表された。日米安保条約と抱き合わせだったサンフランシスコ平和条約。なぜ、韓国・台湾は参加できなかったのか
1950年6月、朝鮮戦争の勃発は、日本の戦略的位置を大きく変えた。アメリカは、軍事力の空白地域になっている日本の再軍備、経済復興を優先させた対日講和をすすめる決意をかため、1950年11月24日、「対日講和7原則」を発表。無賠償の方針。日本軍の捕虜になった将兵の三人に一人が死亡したオーストラリアは賠償を強く要求。フィリピも要求。妥協案として「役務」と「生産物」による賠償が決まる。日本に「かなり有利な形」の賠償を盛り込んだ平和条約は、日米安全保障条約と抱き合わせだった。
◆第4回 「見えなかったアジア」――ベトナム反戦運動・入管闘争から
開催日:2022年4月19日(火)19:00-21:00
概要:日韓条約反対運動が盛り上がりを欠いた1960年代、後半の全共闘運動やベトナム反戦運動のなかで「アジア」が見えてきた。1969年、政府は出入国管理令の改正を提起、日本資本のアジア進出に向けての外国人管理にのりだした。在日朝鮮人への管理強化の一方、新たに技能研修生などの在留資格を作り出していく。今も問題となっている「技能研修生」とはーー。
60年安保闘争の「遅れてきた世代」の内海愛子は、ようやく在日朝鮮人の問題に気づき、女性の聞き書きの会に参加、その後、日本朝鮮研究所に参加し、差別語の問題や入管闘争などに参加。この時代の証言。
◆第5回
タイトル:賠償から政府開発園援助(ODA)へ―インドネシアでみえた朝鮮
開催日:2022年5月3日(火)19:00-21:00
概要:1975年、インドネシアへ。そこで、アジア太平洋戦争時に蘭領インド(現在のインドネシア)に送り出された朝鮮人兵士の「戦後」に出会う。敗戦後、「在ジャワ朝鮮人民会」が結成された。インドネシア独立運動に参加し、インドネシアの独立英雄になった朝鮮人、戦争犯罪人として刑死した人、抗日独立運動で拘束されていた闘士、独立後のインドネシアで映画づくりにまい進した朝鮮人(三つの名前で生きた朝鮮人)など、多様な朝鮮人の生き方が見えてきた。植民地支配を「大東亜共栄圏」の中で考える。
◆第6回
タイトル:アジアで考える・アジアを考える
開催日:2022年5月17日(火)19:00-21:00
概要:1970年、80年代、「アジアの女たちの会」や「アジア太平洋資料センター」(PARC)の活動に参加。PARCで鶴見良行や村井吉敬たちと「エビ研究会」を組織し、「エビ」を手がかりに日本企業のアジア進出の現場を訪ねる中で、さまざまな「日本軍」に出会い、アジアの人びとから見た「日本」を教えられる。
東南アジアの海辺を歩いた1980年代以降の経験、インドネシアの東部(マカッサルーアンボンーアル諸島など)を共に航海した人たちと、「ヌサンタラ航海記」を語る。