商品コード:14000222350026-0001
税込 29,800 円
894 ポイント
【送料無料】30kg新米 令和3年度 三重県産コシヒカリ
※『酵素微生物肥料』を使用した 酵素玄米です。
田んぼをイヤシロチにする『静電三法』の指導の下で栽培されました。
それは、田んぼの電位を調整して栽培するため お米自体、農地自体が元気!!
だから栄養価も高く、とても美味しいんです!!
しかも体にいい!!
なかなか出回っていない 貴重な玄米です。
是非ご賞味下さい♪
カタカムナを20年以上研究・解読した楢崎皐月氏は、
カタカムナに出会う前は 農地の研究をしていました。
その集大成が『静電三法』として出版され、
その農法は、現代にいたるまで数少ない弟子たちに伝承されてきました。
楢崎氏の孫弟子さんにあたる江口氏がプロデュース
市場に出回ってない、貴重なお米です。
わかる方は、食べればわかるし、
食べなくてもわかるのではないかと思います♪
私がこの玄米に出会ったのは、
2019年11月
江口 真 氏(写真)が 紅林を訪ねていらしたことから始まります。
この時 カタカムナや、
楢崎皐月氏や 静電三法のお話しを聞きました。
更に 農地の電位、還元化と酸化等のご説明も面白かったです!
※江口さんは 楢崎皐月氏の弟子の方から静電三法、農法を勉強されたそうです。
何よりも お話しを聞きながら
江口さんの農業へのまっすぐな情熱、熱意、志、愛情に感動しました。
※その時の動画です。
https://youtu.be/CYM-AndL5uE
更にお持ちいただいた電子野菜、玄米が美味しくて
玄米を販売することにしました。
ホンモノを探している方に届けたく こちらで販売しております。
是非 ご賞味ください♪
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以下
『酵素微生物肥料』の諸原料の説明
『酵素微生物肥料』の諸原料は近畿地区を中心とする、食品製造工場から排出された栄養値に富む有益な有機物を原料として国が定める法律に基づき使用しております。この酵素微生物肥料は下記の諸原料を用いて、嫌気性菌(乳酸菌・酵母・麹菌・酢酸菌・枯草菌他)の力を借りて嫌気発酵(無酸素状態)をさせています。
夏場でも発酵温度は上がらず、じっくりと時間を掛けて発酵させております。この発酵はお漬物や味噌醤油などと発酵過程が同じで、原料の時点よりもエネルギーが高まり還元力が強まっているのが特徴です。
現代農業の諸問題である、収量減や病害虫の多発や品質の低下などの生産性の低下の一環した原因は『酸化作用の強い化学肥料』を長年に渡り多投し続けた事による土壌の酸化が一番の原因です。つまり土壌の酸化が地力の低下です。
土壌が酸化するという事はどうゆう現象でしょうか?それは地力の根源となっている地電流の電位が低下することにより土壌の機能の低下、微生物相互機能の低下、作物が本来備えている機能の低下などにより本来の能力が発揮できない状態になり、生産性が低下することで農業の根幹である営農が機能を失っている事にあります。
薬草粕(漢方たい肥)
近畿地区には漢方薬を製造する薬品工場が沢山あり、薬草から生薬(漢方薬)を抽出した後の絞り粕が薬草粕(漢方たい肥)になります。生薬として搾られる薬草の種類は100〜150種以上にもなり、種類が豊富であることが土壌中の有効微生物群の種類と数を増やすことに貢献しています。
人が病になるのは生活習慣の中で『身体が酸化する』ことです。漢方薬は酸化した身体を還元する作用があり、その強い還元力によって身体の病を治し機能を回復させてくれます。
農地も病害虫が多発し収量が上がらないのは、化学肥料等の多投による土壌の酸化現象が原因です。
土壌が酸化すれば地電流(イオン化)の機能が低下し、そこに生息する土壌微生物群も電圧低下の影響を受け不活性になってしまいます。
薬草粕(漢方たい肥)はその高い還元力により土壌地電流の機能を回復させ高電位に導きます。 そしてイオン化した土壌は土着菌の活性化及び微生物間の拮抗作用や土壌養分の錯体化による土壌浄化など土壌微生物の様々な諸問題を改善し整菌作用を向上させて、有効微生物群の増殖を促し病原菌群の慢性を抑えます。
酵素微生物肥料の嫌気発酵作用により、さらに還元力が増すことで障害土壌を優良田に復帰させます。
夾雑物(きょうざつぶつ)
夾雑物とは食用油を搾る際に工場から出る穀物の事。海外から輸入される大豆や菜種やトウモロコシなど様々な穀物から食用油が搾られます。製油工場では搾油する前段階として穀物が選別されますが、その時に選別され、はじき出された物が夾雑物といわれる穀物です。夾雑物には大豆、菜種、トウモロコシ、麦などが含まれます。夾雑物の穀物には果皮が含まれますのでミネラル成分(微量要素)や食物繊維が多く、土壌の腐植酸の形成に役立ちます。
魚 粕
魚を『開きや三枚おろし』に加工する際に工場から排出される『白身、魚骨、うろこ、内臓』類の事です。
白身、魚骨、うろこ、内臓類は腐敗が早く悪臭の原因にもなります。そこで工場から排出される毎に、それらに嫌気性菌と白粘土を加えて嫌気発酵させて貯蔵しています。嫌気発酵させれば、数ヶ月経っても腐敗することが無く貯蔵性が高まり保存ができるので、酵素微生物肥料を製造する時に使用されます。
特に魚のタンパク質(白身・内臓)は良質な窒素源であり、作物の甘味を形成します。
廃白土(白粘土)
油を搾る工場から排出される白粘土のこと。搾油された油は最終段階で精油され食用油として商品化されます。精油に使用されるのが白粘土で、白粘土は粘土の中でも塩基置換容量が高く物質を電気的に吸着する性質があり、白粘土で最終ろ過することで色や臭いが調整され商品になります。
しかし白粘土による搾油の浄化能力にも限度があり定期的に浄化能力を失った白粘土は交換され工場から排出されます。浄化能力を失った白粘土とはいえ電気的な働きは失われていません。しかも三大栄養素である糖・アミノ酸・脂質の一つである脂質(油分)を白粘土は約40%も含んでいるので農業にはもってこいの資材となります。土壌の塩基置換容量を高める土壌改良剤として、また土壌微生物の栄養源としての油分の供給、これらの事が同時に行う事が出来ます。私たちは義務教育の中で、人間の生命維持には三大栄養素が重要でその必要性を学びました。私たちは微生物が醸しだす『酵素』を研究する中で三大栄養素は人間に限られた事だけではなく、農作物にも土壌微生物にも同じく重要だという事が分かってきました。
現在の搾油工場の殆どがヘキサンが使用され、そこから排出される絞り粕には油分が残っていません。
昔の油粕には栄養価値がありましたが現在の油粕は栄養値が低くなっており、油粕を施用しても土壌が豊になりません。油分を含んだ白粘土を土壌や堆肥などの有機物に使用すると微生物の活性が顕著となり、他のどんな資材よりも有効に働きます。
廃糖蜜
パン酵母の繁殖のために使用された糖蜜の副産物のこと。パンを製造するには、小麦粉に酵母と塩水を加えて発酵させます。パンの製造に必要なこの酵母の需要が年々増し、特に令和2年春からは供給が追い付かないほどパン酵母の需要が増えています。そのパン酵母の繁殖のために使用される糖蜜は、東南アジア諸国でサトウキビから製糖される段階で副産物として産出されるものです。糖蜜に含まれる栄養はショ糖・果糖・ブドウ糖といった糖質以外の様々なミネラル成分(微量要素)や食物繊維を多く含み、その栄養値の高さゆえに色は濃厚色になりす。東南アジア諸国から輸入される糖蜜の原液は浸透圧が高く、つまり電位が高い状態にあります。佃煮に雑菌が取り付かず腐敗しないのと同じように糖蜜の原液では、パン酵母の繁殖には利用できません。原液の糖蜜を約10倍に希釈し温度を加えることで、パン酵母の培地をつくり酵母がそれを餌として繁殖できるのです。培養器の中で酵母が繁殖を繰り返して増殖をしますが、培地の栄養の低下と共に繁殖のピークを迎えた時点で酵母と培地が分離され、酵母はパン酵母として商品に培地は廃糖蜜として工場から排出されます。この分離された廃糖蜜にさらに熱を加え(約60℃)10分の1にまで濃縮し、酵素微生物肥料に使用されるのが廃糖蜜濃縮液です。廃糖蜜とはいえ有機物や土壌に使用すれば微生物の活性がものすごく顕著で、特に放線菌の活性に役立っています。また廃糖蜜を直接土壌に施用すると土壌微生物が活性化し地温が上がるためにその圃場だけ霜が降らないこともあります。
シリカゲル(乾燥剤)
海外から米麦を中心とする穀物がコンテナ船で運ばれてきます。その穀物が入ったコンテナの中で湿度調整剤として使用されるシリカゲル(乾燥剤)が日本の港で使用済みとなります。この役割を終えたシリカゲルをケイ素資材として酵素微生物肥料に使用しています。農水省も15年程前からシリカゲルがケイ素資材として有効であるとして認可しております。
シリカゲルの製法はケイ素を多く含む鉱物を粉末にし熱加工することで、最初に水ガラスが作られ、この水ガラスを基にシリカゲルが製造されます。シリカゲルには小さな無数の穴があり、これまで乾燥剤として使用されてきましたがこのシリカゲルから抽出されるケイ素が農作物の細胞を強固にし病害虫に抵抗性を高めることが、ここ20年程の研究で分かってきました。農作物はイネ科を中心にケイ素型植物とナス科(トマト)を中心とするカルシュウム型植物に分類されます。稲は特にケイ素を必要としますが戦後からの化学肥料の普及に伴い、その土壌の酸化によってケイ素の流亡が著しくケイ素不足の状態にあります。稲わらやもみ殻にケイ素は含まれますがこれらの有機物を還元する農家が少なく、また灌漑用水などからの供給もありますが流亡に追いつかない状態で10a当り50〜100㎏の施用は不可欠という国の報告もあるぐらい深刻な状態となっています。この事を熟知した稲作農家も多いのですが『ケイ素資材』はとても高価ゆえに投入は非現実的です。私達には大阪湾近郊でシリカゲルとしてケイ素資材が手に入るルートが有る為、稲作をはじめ農地の改善に貢献ができ、農業の根底を支える事が出来ます。
酒粕炭化
日本人にはなじみ深い酒粕で、兵庫県灘地区では酒造りに欠かせない良質な水が豊富で今でも盛んに酒造が行われております。酒粕は酒造段階で副産物として工場から排出されるもので、穀物由来のアミノ酸がベースとなり麹菌をはじめとする菌種のかたまりです。富栄養で豊富な菌種を含むこの酒粕をさらに炭化させることで、貯蔵性の高い有機物に調整したのが酒粕炭化です。酒粕炭化はその特性上マイナスの電荷を帯びており、酵素微生物肥料中の穀物の高分子を低分子化させるなど嫌気性菌の働きをマイナスの電荷でもって働きを助けています。酵素微生物肥料を圃場に施用することで元来住みついている土着菌へ強烈な刺激を与え活性化を図ります。
海 藻(海の中で生育している時の呼び名が海藻、収穫され商品になると昆布と呼ばれます)
昆布を加工してお菓子を製造する工場から排出される昆布の切れ端のこと。子供の頃よく食べた記憶のある『おしゃぶり昆布』このお菓子を製造する際に昆布が成形され端切れが排出されます。この昆布の端切れを『酵素微生物肥料』に使用しています。
海水には105種もの元素が含まれており、地球の陸地の有機物質無機物質全ての物質が最終流れ着くところでもあり、元素の溜り場です。元素豊富な環境の中で生息する海藻はミネラル成分(微量要素)の宝庫です。食物繊維も豊富に含まれるので施用すればマイナスの電荷をもつ腐植が土壌中に増え、生産性が一気に向上します。土壌中のミネラル成分は植物の細胞組織をはじめ植物ホルモンの生成や色や香りなど農産物の品質を決定づけます。しかし現代農業では強烈な酸化物質である化学肥料を使いすぎたために、その酸化現象により
(続きを知りたい方はお知らせ下さい)
カタカムナに出会う前は 農地の研究をしていました。
その集大成が『静電三法』として出版され、
その農法は、現代にいたるまで数少ない弟子たちに伝承されてきました。
楢崎氏の孫弟子さんにあたる江口氏がプロデュース
市場に出回ってない、貴重なお米です。
わかる方は、食べればわかるし、
食べなくてもわかるのではないかと思います♪
私がこの玄米に出会ったのは、
2019年11月
江口 真 氏(写真)が 紅林を訪ねていらしたことから始まります。
この時 カタカムナや、
楢崎皐月氏や 静電三法のお話しを聞きました。
更に 農地の電位、還元化と酸化等のご説明も面白かったです!
※江口さんは 楢崎皐月氏の弟子の方から静電三法、農法を勉強されたそうです。
何よりも お話しを聞きながら
江口さんの農業へのまっすぐな情熱、熱意、志、愛情に感動しました。
※その時の動画です。
https://youtu.be/CYM-AndL5uE
更にお持ちいただいた電子野菜、玄米が美味しくて
玄米を販売することにしました。
ホンモノを探している方に届けたく こちらで販売しております。
是非 ご賞味ください♪
_______
以下
『酵素微生物肥料』の諸原料の説明
『酵素微生物肥料』の諸原料は近畿地区を中心とする、食品製造工場から排出された栄養値に富む有益な有機物を原料として国が定める法律に基づき使用しております。この酵素微生物肥料は下記の諸原料を用いて、嫌気性菌(乳酸菌・酵母・麹菌・酢酸菌・枯草菌他)の力を借りて嫌気発酵(無酸素状態)をさせています。
夏場でも発酵温度は上がらず、じっくりと時間を掛けて発酵させております。この発酵はお漬物や味噌醤油などと発酵過程が同じで、原料の時点よりもエネルギーが高まり還元力が強まっているのが特徴です。
現代農業の諸問題である、収量減や病害虫の多発や品質の低下などの生産性の低下の一環した原因は『酸化作用の強い化学肥料』を長年に渡り多投し続けた事による土壌の酸化が一番の原因です。つまり土壌の酸化が地力の低下です。
土壌が酸化するという事はどうゆう現象でしょうか?それは地力の根源となっている地電流の電位が低下することにより土壌の機能の低下、微生物相互機能の低下、作物が本来備えている機能の低下などにより本来の能力が発揮できない状態になり、生産性が低下することで農業の根幹である営農が機能を失っている事にあります。
薬草粕(漢方たい肥)
近畿地区には漢方薬を製造する薬品工場が沢山あり、薬草から生薬(漢方薬)を抽出した後の絞り粕が薬草粕(漢方たい肥)になります。生薬として搾られる薬草の種類は100〜150種以上にもなり、種類が豊富であることが土壌中の有効微生物群の種類と数を増やすことに貢献しています。
人が病になるのは生活習慣の中で『身体が酸化する』ことです。漢方薬は酸化した身体を還元する作用があり、その強い還元力によって身体の病を治し機能を回復させてくれます。
農地も病害虫が多発し収量が上がらないのは、化学肥料等の多投による土壌の酸化現象が原因です。
土壌が酸化すれば地電流(イオン化)の機能が低下し、そこに生息する土壌微生物群も電圧低下の影響を受け不活性になってしまいます。
薬草粕(漢方たい肥)はその高い還元力により土壌地電流の機能を回復させ高電位に導きます。 そしてイオン化した土壌は土着菌の活性化及び微生物間の拮抗作用や土壌養分の錯体化による土壌浄化など土壌微生物の様々な諸問題を改善し整菌作用を向上させて、有効微生物群の増殖を促し病原菌群の慢性を抑えます。
酵素微生物肥料の嫌気発酵作用により、さらに還元力が増すことで障害土壌を優良田に復帰させます。
夾雑物(きょうざつぶつ)
夾雑物とは食用油を搾る際に工場から出る穀物の事。海外から輸入される大豆や菜種やトウモロコシなど様々な穀物から食用油が搾られます。製油工場では搾油する前段階として穀物が選別されますが、その時に選別され、はじき出された物が夾雑物といわれる穀物です。夾雑物には大豆、菜種、トウモロコシ、麦などが含まれます。夾雑物の穀物には果皮が含まれますのでミネラル成分(微量要素)や食物繊維が多く、土壌の腐植酸の形成に役立ちます。
魚 粕
魚を『開きや三枚おろし』に加工する際に工場から排出される『白身、魚骨、うろこ、内臓』類の事です。
白身、魚骨、うろこ、内臓類は腐敗が早く悪臭の原因にもなります。そこで工場から排出される毎に、それらに嫌気性菌と白粘土を加えて嫌気発酵させて貯蔵しています。嫌気発酵させれば、数ヶ月経っても腐敗することが無く貯蔵性が高まり保存ができるので、酵素微生物肥料を製造する時に使用されます。
特に魚のタンパク質(白身・内臓)は良質な窒素源であり、作物の甘味を形成します。
廃白土(白粘土)
油を搾る工場から排出される白粘土のこと。搾油された油は最終段階で精油され食用油として商品化されます。精油に使用されるのが白粘土で、白粘土は粘土の中でも塩基置換容量が高く物質を電気的に吸着する性質があり、白粘土で最終ろ過することで色や臭いが調整され商品になります。
しかし白粘土による搾油の浄化能力にも限度があり定期的に浄化能力を失った白粘土は交換され工場から排出されます。浄化能力を失った白粘土とはいえ電気的な働きは失われていません。しかも三大栄養素である糖・アミノ酸・脂質の一つである脂質(油分)を白粘土は約40%も含んでいるので農業にはもってこいの資材となります。土壌の塩基置換容量を高める土壌改良剤として、また土壌微生物の栄養源としての油分の供給、これらの事が同時に行う事が出来ます。私たちは義務教育の中で、人間の生命維持には三大栄養素が重要でその必要性を学びました。私たちは微生物が醸しだす『酵素』を研究する中で三大栄養素は人間に限られた事だけではなく、農作物にも土壌微生物にも同じく重要だという事が分かってきました。
現在の搾油工場の殆どがヘキサンが使用され、そこから排出される絞り粕には油分が残っていません。
昔の油粕には栄養価値がありましたが現在の油粕は栄養値が低くなっており、油粕を施用しても土壌が豊になりません。油分を含んだ白粘土を土壌や堆肥などの有機物に使用すると微生物の活性が顕著となり、他のどんな資材よりも有効に働きます。
廃糖蜜
パン酵母の繁殖のために使用された糖蜜の副産物のこと。パンを製造するには、小麦粉に酵母と塩水を加えて発酵させます。パンの製造に必要なこの酵母の需要が年々増し、特に令和2年春からは供給が追い付かないほどパン酵母の需要が増えています。そのパン酵母の繁殖のために使用される糖蜜は、東南アジア諸国でサトウキビから製糖される段階で副産物として産出されるものです。糖蜜に含まれる栄養はショ糖・果糖・ブドウ糖といった糖質以外の様々なミネラル成分(微量要素)や食物繊維を多く含み、その栄養値の高さゆえに色は濃厚色になりす。東南アジア諸国から輸入される糖蜜の原液は浸透圧が高く、つまり電位が高い状態にあります。佃煮に雑菌が取り付かず腐敗しないのと同じように糖蜜の原液では、パン酵母の繁殖には利用できません。原液の糖蜜を約10倍に希釈し温度を加えることで、パン酵母の培地をつくり酵母がそれを餌として繁殖できるのです。培養器の中で酵母が繁殖を繰り返して増殖をしますが、培地の栄養の低下と共に繁殖のピークを迎えた時点で酵母と培地が分離され、酵母はパン酵母として商品に培地は廃糖蜜として工場から排出されます。この分離された廃糖蜜にさらに熱を加え(約60℃)10分の1にまで濃縮し、酵素微生物肥料に使用されるのが廃糖蜜濃縮液です。廃糖蜜とはいえ有機物や土壌に使用すれば微生物の活性がものすごく顕著で、特に放線菌の活性に役立っています。また廃糖蜜を直接土壌に施用すると土壌微生物が活性化し地温が上がるためにその圃場だけ霜が降らないこともあります。
シリカゲル(乾燥剤)
海外から米麦を中心とする穀物がコンテナ船で運ばれてきます。その穀物が入ったコンテナの中で湿度調整剤として使用されるシリカゲル(乾燥剤)が日本の港で使用済みとなります。この役割を終えたシリカゲルをケイ素資材として酵素微生物肥料に使用しています。農水省も15年程前からシリカゲルがケイ素資材として有効であるとして認可しております。
シリカゲルの製法はケイ素を多く含む鉱物を粉末にし熱加工することで、最初に水ガラスが作られ、この水ガラスを基にシリカゲルが製造されます。シリカゲルには小さな無数の穴があり、これまで乾燥剤として使用されてきましたがこのシリカゲルから抽出されるケイ素が農作物の細胞を強固にし病害虫に抵抗性を高めることが、ここ20年程の研究で分かってきました。農作物はイネ科を中心にケイ素型植物とナス科(トマト)を中心とするカルシュウム型植物に分類されます。稲は特にケイ素を必要としますが戦後からの化学肥料の普及に伴い、その土壌の酸化によってケイ素の流亡が著しくケイ素不足の状態にあります。稲わらやもみ殻にケイ素は含まれますがこれらの有機物を還元する農家が少なく、また灌漑用水などからの供給もありますが流亡に追いつかない状態で10a当り50〜100㎏の施用は不可欠という国の報告もあるぐらい深刻な状態となっています。この事を熟知した稲作農家も多いのですが『ケイ素資材』はとても高価ゆえに投入は非現実的です。私達には大阪湾近郊でシリカゲルとしてケイ素資材が手に入るルートが有る為、稲作をはじめ農地の改善に貢献ができ、農業の根底を支える事が出来ます。
酒粕炭化
日本人にはなじみ深い酒粕で、兵庫県灘地区では酒造りに欠かせない良質な水が豊富で今でも盛んに酒造が行われております。酒粕は酒造段階で副産物として工場から排出されるもので、穀物由来のアミノ酸がベースとなり麹菌をはじめとする菌種のかたまりです。富栄養で豊富な菌種を含むこの酒粕をさらに炭化させることで、貯蔵性の高い有機物に調整したのが酒粕炭化です。酒粕炭化はその特性上マイナスの電荷を帯びており、酵素微生物肥料中の穀物の高分子を低分子化させるなど嫌気性菌の働きをマイナスの電荷でもって働きを助けています。酵素微生物肥料を圃場に施用することで元来住みついている土着菌へ強烈な刺激を与え活性化を図ります。
海 藻(海の中で生育している時の呼び名が海藻、収穫され商品になると昆布と呼ばれます)
昆布を加工してお菓子を製造する工場から排出される昆布の切れ端のこと。子供の頃よく食べた記憶のある『おしゃぶり昆布』このお菓子を製造する際に昆布が成形され端切れが排出されます。この昆布の端切れを『酵素微生物肥料』に使用しています。
海水には105種もの元素が含まれており、地球の陸地の有機物質無機物質全ての物質が最終流れ着くところでもあり、元素の溜り場です。元素豊富な環境の中で生息する海藻はミネラル成分(微量要素)の宝庫です。食物繊維も豊富に含まれるので施用すればマイナスの電荷をもつ腐植が土壌中に増え、生産性が一気に向上します。土壌中のミネラル成分は植物の細胞組織をはじめ植物ホルモンの生成や色や香りなど農産物の品質を決定づけます。しかし現代農業では強烈な酸化物質である化学肥料を使いすぎたために、その酸化現象により
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