始皇帝の塩750g【天然ミネラル塩】

「始皇帝の塩」は、中国福建省にある花崗岩の海岸を利用して作られました。塩田にセラミックを敷き詰め、深海層のミネラル分をたっぷり含んだ海水を引き入れ、太陽と風と作り手の心を込めて、十カ月の歳月をかけてゆっくりと熟成させます。精製に火を一切使用しない自然精製により、海水中の多くの微量ミネラルや酵素が破壊されることなく活性を維持した生きた塩が出来上がるのです。秦の始皇帝に献上した塩と同じ無為という古式製法で精製されたこの塩を「始皇帝の塩」と名付けました。
(塩の重要性)
そもそも、すべての生命は海から生まれたと言われています。汗が塩辛いことからもわかるように私たちの体液は海水の成分に近く、塩分が含まれているのです。大体、人間の体内の塩分濃度は、海水の４分の１の0,9%といわれており、これは海の魚の塩分濃度とほぼ一致しています。もちろん、塩の取りすぎは高血圧の原因になりますし、身体には悪いのですが、控えすぎて「減塩体質」(ミネラル不足)になるケースも少なくありません。適度な塩分摂取は私たちの身体の中でとても重要な役割を果たし、生きていく上で健康の源と言うことができます。
(食塩や天日塩とは違う自然結晶塩)
私たちが普段使用している「食塩は」海水から作られていますが、精製されているためその成分のほとんどがNaCl(塩化ナトリウム)だけです。また、最近では日本製の「天日塩」が販売されていますが、これも海水を日光だけで完全に結晶にすることが難しく、最終的には釜で煮詰めることによって結晶させているため、多くの微量ミネラル・酵素が蒸発したり、破壊されるなどして減少しています。その点、秦の始皇帝献上塩田では、最後まで人工的に熱を加えることがないため、微量ミネラル・酵素をそのまま含んだ「自然結晶塩」が出来上がるのです。そして、この「自然結晶塩」を花崗岩の大地深くから汲み上げた地下水で洗浄し、さらに10カ月以上自然に熟成させることによって、まろやかな甘みのあるミネラル結晶塩として完成されるのです。
(ミネラルの必要性)
私たちの身体には、多種類のミネラルが存在しています。このうち、微量ミネラルと言われているのは、全体のわずか0.02%と少量ですが、実は大変重要な役割を果たしています。例えば、体重60kgの人の「微量ミネラル」の総量は、60kgの0.02%でわずか12gです。この12gのうちFe(血清鉄分)は3~4gなのですが、このわずかな鉄の原子が、酸素を捕まえて血液中に送るからこそ、人は生きることができるのです。私たちが生きていく上で酸素が必要なことはよく知られていますが、この酸素が体内に取り込まれ有効に働くためには、微量ミネラルが不可欠です。"