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『笑いが脳卒中患者を助ける― その生物心理社会的な影響 ― 』

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商品コード:53201781700052-0001
税込 2,500
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今日、私たちの社会が直面している問題は、健康管理の専門家や心理学者、脳卒中治療に携わる社会的労働者に対し、前例のない課題を投げかけている。
多くの訓練が、脳卒中を予防し、うまくつきあっていくことに貢献している。
しかしどんなアプローチも、人間の健康問題に対処するのに十分ではない。より効果的に脳卒中患者を治療するのに必要なのは、医療的かつ社会的なモデルを超えていくこと。そして補足的な代替治療法を探していくことだ。
ギータ(グーリエ)・スラジ・ナラヤン

本書に書かれていることは、脳卒中と笑い治療に関する理論、実践、技術の理解を促す。今や諸文化は同質的なものではなくなりつつあるため、脳卒中患者は福祉と治療に対する自らの責任を高めていかなければならない。脳卒中患者が自らの個人的な限界と、財源の不足、差別、偏見を通して社会が課している限界とを克服するのを助けるうえで、スラジ・ナラヤン博士が開発した笑い治療のプログラムは明確で一貫した理論上の基盤を提供してくれる。また同プログラムは「脳卒中患者は社会にとって役立つ一員ではなく、重荷だ」という社会的な固定概念を打破する一助も担っている。博士の研究結果は笑い治療の奇跡的な力を示している。その力は、脳卒中患者の生理学的、心理学的、社会的な機能に好影響を与えるとともに、治療にあたる側のストレスや過労、同情疲労(訳注:他人の苦しみなどに対して一時的に無関心になること)を減らすことが明らかになった。
スラジ・ナラヤン博士は、脳卒中治療に対して訓練的でホリスティックなアプローチを勧めることで、現在優位を占めている医療的、社会的モデルに挑んでいる。博士は、自身の笑い治療モデルが脳卒中の予防、治療、管理にとって最も経済的な介入であることも実証した。本書は脳卒中患者とその家族やコミュニティに対し、意義深い貢献をすると同時に、補足的な代替治療としての笑い治療に従事する健康管理や笑いの専門家に、まとまった情報と専門的知識を提供してくれる。
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