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[コース05] 福島からみたポストコロナ時代 ハイライトPAFLEX-小出裕章×高橋哲哉と捉えなおす原発と核のシステム

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商品コード:92044019422202
税込 9,000
270 ポイント

タイトル :小出裕章×高橋哲哉と捉えなおす原発と核のシステム

曜日 : 金曜 原則隔週
時間 : 19:00-21:00
開催方法 : オンライン開催・定員50名
コーディネーター :
– 青山晴江(詩人・再稼働阻止全国ネットワーク)
– 日比野千佳(NPA事務局)
– 羽田ゆみ子(梨の木舎・NPA共同代表)
– 高野聡(原子力資料情報室)

タイトル:小出裕章×高橋哲哉と捉えなおす原発と核のシステム

コース概要:本コースではこれまで、原発への専門的・科学的見解や現地の声、被曝労働の実態、老朽原発、反原発運動の展開といった各側面から福島の実態を見つめてきました。福島原発事故から10年、当時出された緊急事態宣言も解かれないまま、現地の人々の苦悩や過酷な実態は無視されたままです。第6期はこれまでの小出裕章さんの講座をハイライトとして、原発の根本問題を捉えます。日本社会が歴史的に構築してきたその構造を理論的・実践的に切り込みます。また、高橋哲哉さんの犠牲のシステムとしての原発の基本構造核と戦争との関係、植民地主義・軍国主義といった視点から、原発問題をもう一度問い直してみませんか?最終回には内海愛子さんの司会で小出裕章さんと高橋哲哉さんの座談会で締めくくりたいと思います

◆第1回  
タイトル:3・11特別企画(録画による現地配信) 福島原発事故10年を考える
●二つの緊急事態宣言(原子力緊急事態宣言とコロナ緊急事態宣言)の下で

開催日:2022年3月18日(金)19:00-21:00
講師 : 小出裕章 (元 京都大学原子炉実験所)
概要 : 日本では、2021年2月現在、10都府県に新型コロナウィルスに関する「緊急事態宣言」が出されている。人々はそれに注意を奪われているが、この国では10年前に起きた福島第一原子力発電所事故の時に発令された「原子力緊急事態宣言」が解除できないまま続いている。そして多くの国民はそのことをすでに忘れさせられてしまっている。フクシマ事故の実相と、2つの緊急事態宣言から視えるこの国の実相を考える。(後半は質問感想を共有します)

◆第2回      
タイトル:「原子力」と「核」は同じもの - 戦後、沖縄・朝鮮半島の歴史を考える

開催日:2022年4月1日(金)19:00-21:00
講師 : 小出裕章(元 京都大学原子炉実験所)
概要 :先の第2次世界戦争後、敗戦国日本は朝鮮特需、ベトナム特需でアジアの人々の犠牲の上に復興した。そして「原子力平和利用」が謳われ世界一の地震国に57基もの原発を作った。その愚かなつけは2011年の福島原発事故で払わされた。しかし、もともとの誤りは「原子力」と「核」が別ものだと思いこまされたことにある。戦争に対するきちんとした反省もないまま、一等国になろうと愚かな道を歩んできたこの国の歴史を考える。(後半は質問感想を共有します)

◆第3回
タイトル:原発問題から今の政治を考えるー実践編

開催日:2022年4月15日(金)19:00-21:00 
講師 : 小出裕章(元 京都大学原子炉実験所)
概要 : 原子力は、ウラン鉱山でウランを掘る段階から、原発の運転の現場、さらには生み出した「核のごみ」の始末まで徹底的な差別と抑圧がなければ成り立たない。そのうえ、「原子力」と「核」は同じものであり、戦争と深く結びついている。「今だけ、カネだけ、自分だけ」しか興味のない為政者たちがこの国を支配しており、民主主義の主権者たる国民の一人として、原発の即刻全廃と戦争への道を断つための行動を続けたい。(後半は質問感想を共有します)

第4回 
タイトル:直撃インタビュー!小出裕章と考える原発問題【現地
開催日:2022年4月29日(金)19:00-21:00
講師:小出裕章(元 京都大学原子炉実験所)
概要:第1回~第3回の振り返りを元に、小出裕章さんにインタビューします。受講生からの質問や感想を小出さんと共有・コミュニケーションできる貴重な機会です。小出さんと原発問題や理想の社会・暮らしの在り方について語り合いませんか。
※現地収録のライブ中継にもご参加いただけます。(同日13:00-15:00予定)
※講座は収録したものを録画で配信します。(19:00-21:00)

◆第5回 
タイトル:「犠牲のシステム」としてのフクシマ

開催日:2022年5月13日(金)19:00-21:00
講師:高橋哲哉 (東京大学)
概要:福島で生まれ育ち、原発事故が起きるまで故郷のリスクに無自覚であった者が、あの日の後、何を考えてきたか。「戦後」の歴史の中で原発を問う試み。(後半は質問感想を共有します)

♦第6回 
タイトル:座談会 原発の歴史が私たちに問いかけるもの【現地録画配信】

開催日:2022年5月27日(金)19:00-21:00
講師:小出裕章・高橋哲哉・内海愛子・李泳采
概要: 原発汚染水の海洋放出、帰宅困難地域の避難指示解除、*EUタクソノミ―への原発の盛り込みなど、その危険性を顧みない動向もある中、私たちは原発の歴史から何を学ぶべきでしょうか。第6期を振り返りながら、梨の木ピースアカデミーの多彩な講師陣が語ります。
*EUタクソノミー:気候変動などの環境分野に貢献する活動・事業に投資を促進するためのEU独自の仕組み。
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