ロックフォール

フランス最古のチーズといわれており、フランスAOPチーズで、1925年に真っ先に登録されたのが「ロックフォール」。美食の国フランスのまさに威信をかけたチーズとも言えます。

イタリアのゴルゴンゾーラ、イギリスのブルー・スティルトンとともに、世界三大ブルーチーズと言われています。その存在感は、群を抜いているほど素晴らしく、ロックフォールが好きな人は、他のブルーチーズには目移りもせず選んでいく方も多いです。

しっかりとした塩味とクリーミーな舌触りで、羊乳の甘さやコクの強さや独特の風味と、その味・香りの特徴を最大限に活かした、まさに“ ブルーチーズの王様 ” 名に相応しいチーズです☆

原産地は、フランス南部のミディ・ピレネー地方の岩山がそびえる小さな村であるロックフォール・シュール・スールゾン村。昔からこの村にある洞窟の中で熟成が行われており、この洞窟で作られたものしか、ロックフォールの名を名乗ることができません。
人口700人にも満たない小さな村の多くの人が、ロックフォール作りに携わっています。

ロックフォールには面白い逸話があり、その昔、羊飼いがこの村の洞窟に置き忘れていったパンとチーズを取りに戻ったところカビだらけ！でももったいないので食べてみたところ、すごく美味しかったことから生まれた、という話です。
食べ物にまつわる色々なエピソードがありますが、その羊飼いのチャレンジ精神に敬意を表したいですね ^ ^

はちみつやドライフルーツの甘みと合わせると、さらに味の奥行きが広がります。

ソーテルヌのような甘口の白ワインや、フルボディの赤ワインと相性がいいです。

ぜひお楽しみください☆