普段生活している環境よりも酸素の少ない環境で行う「高地(低酸素)トレーニング」です。人のカラダには、高地のような低酸素環境にいるだけで負荷がかかるため、高地トレーニングはハードな運動をせずとも高い効果を得ることができます。トレーナー同伴付コースで、通常ビジター30分6,000円(税抜)となります。ご購入後にご予約が必要となります。WEBチケットに表示されている店舗宛に、ご希望の日時をご連絡ください。
以下、当店のトレーニング紹介となります。
当店は、2006年東京銀座に女性専用加圧トレーニングスタジオをオープン!そして、2014年に本格的な高気圧&低気圧2WAYチャンバーを導入しました。
今回ご紹介する高地トレーニングは、この2WAYチャンバーを低気圧・低酸素状態(標高2000〜3000m相当の低酸素環境)にして、その環境下で歩いたり、走ったりするトレーニングです。
人のカラダには、高地のような低酸素環境にいるだけで負荷がかかるため、高地トレーニングはハードな運動をせずとも高い効果を得ることができます。その効果は、30分のトレーニングで、通常の約2時間程度の運動に匹敵するともいわれています。
しかし、高地トレーニングは国外の高地環境での合宿などが必要で、時間や費用を捻出できる一部のトップアスリートしか行えないため、アマチュアとなると熱心なスポーツ愛好家でも自分には無関係な話と感じる方が多いかもしれません。
それなら、高地環境の空間を日常につくることができたら!いつでも好きなときに高地にいくことができる!そんな想いから、この気圧ウェーブ・チャンバーを導入しました。この低酸素環境を作り出すチャンバーは、トヨタ自動車の陸上部も導入しているとのこと。
そんな高地(低酸素)トレーニングのトレーニングの流れは、
カウンセリング➡低酸素状態での適正チェックをしながらのウォーキング&ランニングとなります。
カウンセリングでお身体の状態を把握し、さらに、低酸素環境でのウォーグ&ランニングの間も、血中酸素飽和濃度を計測するなど、お客様に安全で最適なトレーニングをご提供させていただきます。
なお、高地順応には個人差があることから、平地から高地に上がって平地に戻る気圧ウェーブ(平地➡標高3000m相当の低酸素環境➡平地)をかけることで、低酸素環境に無理なく順応し、より安全に本格的な高地環境を体験していただけます。
【以下は、高地トレーニングについてちょっと詳しくご説明いたします】
高地のような酸素の少ない環境で運動すると最大酸素摂取量が高まり、持久力が向上する効果が知られていますが、低酸素トレーニングはマラソンのような長距離走だけでなく、球技などのスポーツ、さらには肥満や糖尿病対策にも効果があるといわれています。
shirutoの2020年1月14日の記事によると、低酸素状態でのトレーニングが血流を改善するだけでなく、「低酸素と肥満に関する調査が海外の研究グループによって発表されている」とのこと。
「この研究の画期的だった点は、被験者がアスリートではなく、肥満の指標であるBMIが30を越える肥満男女50名だったことです。通常酸素と低酸素の2グループに分かれ、4週間にわたって毎日60分のランニングやウォーキングを行いました。そして4週間後の身体データを測定したところ、低酸素グループの方が体脂肪量の減少率が高かったのです」
低酸素環境が肥満対策になりうることを示す結果で、その理由は、低酸素下での運動では通常よりも多くの糖を使い、運動後は脂肪を多く使うようになるそうです。
また、低酸素環境では通常よりも「体重が減りやすくなる体のメカニズム」があるとのことで、
「食欲は胃や消化管から放出されるホルモンに影響されますが、低酸素との関係で特に大切なのは、食欲を増進させる唯一のホルモンである『グレリン』です。低酸素環境で運動すると、胃での血流量低下といったメカニズムで、胃からのグレリン放出が抑えられます。すなわち食欲が通常よりも抑えられて食事量が減る。そのため体重も減りやすくなるのです」
「運動自体にもグレリンを減らす効果があり、特に朝の有酸素運動は1日を通して効果的です。低酸素環境ならばグレリンがさらに減って、食欲抑止効果は日中も継続するはずです」
その他にも食後血糖値を下げる効果も。
「実験では、低酸素トレーニングを4週間続けたグループの食後血糖値が大きく抑えられたほか、血糖値を下げるインスリンの効き目も高まると分かりました。理由としては、血管拡張によって血液中のブドウ糖が筋肉に運ばれやすくなることや、筋肉で糖の取り込みを促すタンパク質の発現が増えることなどが考えられます。海外でも、低酸素環境で安静にしていただけの2型糖尿病患者の血糖値が下がったという報告があります。」
お問い合わせは無料です。お気軽にお問い合わせください。