郷土の実り2020年仕込みです。
「郷土の実り」は新潟県産の小麦(品種:ゆきちから)と新潟エンレイ大豆・国産塩・種麹(オリゼー)で仕込み、自然な四季の温度変化だけで一年間タンクで発酵・熟成。
その後成分調製や保存の為のアルコール添加はあえて行わずそのまんまボトリングした新潟生まれの生(き)醬油です。
※アルコール添加していないため、開封後は必ず冷蔵庫にて保管してくだい。
内容量 360ml/ペットボトル
それなりに設備は機械化しており、郷土の実りも機械で作業を行い、発酵熟成はタンクで行っております。
全ての製造工程を手作業にすることで、もっと付加価値のあるものにして欲しいというご意見も全国から多数寄せられておりますが、私達が郷土の実りで目指すものは「原料にこだわり、余計なものを一切加えず、普段使いできる醤油」ですので、煮物などを作るときにもボトルを大きく傾けて鍋に醤油を入れられる価格に抑えたいと考えております。
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郷土の実り→新潟県産醤油復刻プロジェクトの始まり
雪深い新潟県では1998年(平成9年)時点で小麦の作付けがゼロになり、新潟の大豆小麦での醤油作りはもうできないと考えておりました。
そんな中、新潟県小千谷市の農家山口氏が雪の下でも110日間耐えられる小麦(ゆきちから)の作付けを開始し、新潟県唯一の小麦製粉会社「丸栄製粉株式会社」に製粉を依頼したことから新潟の小麦復活がスタートしました。
その後、同社と山口氏が「新潟小麦の会」を立ち上げ、弊社工場(新潟県醤油協業組合)や山崎醸造株式会社もそこに参加させていただきながら「新潟県産醤油復刻プロジェクト」を立ち上げ、新潟の小麦・大豆の生育拡大と新潟の農業活性化を願い作られたのが「新潟県産醤油 郷土の実り」です。
『日本の食卓の洋食化や個食化による米の消費低迷により、新潟の田んぼの面積は縮小し耕作放棄地や荒地が増えておりますが、このプロジェクトの取り組みにより、耕作放棄地を小麦畑に変え、お金と雇用を生み出す土地に変えていきたい。』
『収穫された小麦を全量当社が買い支える事によって、これから離農を検討しようと悩んでいる農家の皆様に安心して農業を続けられる一つの選択肢を提供したい。』
との思いでこの「新潟県産しょうゆ 郷土の実り」の製造販売を行っております。
平成28年で当社が新潟小麦の会から仕入れた小麦は13トン。(我々の他に、パン屋さんやうどん屋さんが小麦の会から仕入れています)まず第一目標として年間60トンまで増やしたい。今現在当社は他県から60トンの小麦を仕入れているので県内産への切り替えは容易です。
その次の目標は300トン。当社では毎年1000トン弱の小麦を海外から輸入しているので、まずはその1/3を新潟産へ切り替えたいと考えており、そうする事で世界の人口爆発による小麦不足等のリスクも回避できるのではと考えます。1000トンすべてが新潟県産になったら最高だな〜と夢を描きながら、活動を継続してまいります。
【成分分析表 (100ml当たり)】
エネルギー 114kcal
たんぱく質 10.7g
脂質 0g
炭水化物 17.8g
食塩相当量 16.2g
この表示値は目安です。
【品質表示】
名称 こいくちしょうゆ(本醸造)
原材料名 大豆(新潟県産)、小麦(新潟県産)、食塩(国産)
内容量 360ミリリットル
賞味期限 12か月
保存方法 直射日光を避け常温で保存してください。
製造者 新潟県醤油協業組合 新潟県長岡市十日町1901-1
*保存性を高めるための保存料やアルコールを添加しておりませんので、開封後は必ず冷蔵庫で保管してください。