沖縄などの亜熱帯地方に自生する繁殖力の強い多年草。
沖縄では「サンニン」と呼ばれ、民間薬として古くから
使用されている。100kgの葉から100gほどしか採油
されないため、たいへん高価な精油である。
科名:ショウガ科
抽出部位:葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
ノート:ミドルノート
精油の主な成分:1.8シネオール、p-シメン、α-ピネン、サビネン、酢酸ラヴァンジュリル など
産地:沖縄県
精油や芳香蒸留水(フローラルウォーター)は主にスキンケアの目的で使用されます。
免疫調整や抗炎症作用のある1.8シネオールを多く含み、防虫、抗菌、殺菌、消臭などにも効果がありますが、採油率が低く価格が高いためスキンケア製品に使用されることが多くなっています。ショウガ科の植物は体を温め、女性を美しく導いてくれると言われていますが、この月桃精油も同じ効果を持っています。
保湿に優れ、引き締め効果や抗酸化作用があるため、アンチエイジングを目的とする方に特におすすめの精油です。
一十八日の月桃精油は沖縄県の本島、今帰仁(なきじん)で無農薬栽培された島月桃を蒸留しています。香りを良くするため、温度管理の元、1年以上熟成させたものを使用しています。100kgの葉から約100gの精油しか採れないため貴重で高価な精油です。