命を大切に!
そんな思いで繋がった仲間のが、災害時の避難訓練の絵本を作りました。
ページ数:21ページ
発行:チーム久喜
文 :太田正志
絵 :長瀬志歩
売り上げの一部は犬猫支援の活動費として大切に使わせていただきます。
自然災害は〈いつでも!どこでも!〉起こり得ます。
平常時から・・・
地震の時はどうするか?
水害の時はどうするか?
避難場所や、避難ルートも災害によって違います。
地震の時は瓦礫等の少ない道を考えないと先へ進めないこともあります。
水害の時は、事前に警報が出されるのでペットと避難を考えているなら《警戒レベル3》の時点で避難してください。
避難場所は避難所だけではありません。
自宅から離れた知人・友人とお互いさまで「災害時は避難させて」とお約束しておいてもいいでしょう。
水害時は、川の氾濫や、土砂災害の心配がない地域なら垂直避難(2階以上に避難する)でもいいと思います。
ご自身がお住いの地域のハザードマップを今一度確認して、様々な自然災害時の避難シュミレーションを
平常時にしておくのもいざという時の役に立ちます。
自然災害は対岸の火事ではありません。
〈いつでも!どこでも!〉起こり得ます。
備えあれば患いなし。
避難グッズを準備するのと同じように、避難経路についても考えておくことをお勧めします。
【知っておいてほしいこと!】
同行避難と同伴避難を同じだと思っている飼い主の方が多くいます。
★同行避難はペットと一緒に避難することです。
避難所に連れて行けますが、同室で避難できるかは各避難所で違います。
★同伴避難はペットと同室で避難できることです。
ご自身が避難する場所でペットを連れて避難したらどうなるのかを、
平常時に各自治体に確認しておくことが災害時に混乱を避けることに繋がります。
※環境省のHPでは下記のように記されています。
同行避難災害の発生時に、飼い主が飼養しているペットを同行し、指定緊急避難場所等まで避難すること。
同行避難とは、ペットと共に移動を伴う避難行動をすることを指し、避難所等において飼い主がペットを同室で飼養管理することを意味するものではない。
なお、「避難所運営ガイドライン」(平成 28 年 4 月内閣府)では、「同伴避難」という用語が用いられている。
「同行避難」が、ペットとともに安全な場所まで避難する行為(避難行動)を示す言葉であるのに対して、
「同伴避難」は、被災者が避難所でペットを飼養管理すること(状態)を指す。
ただし、同伴避難についても、指定避難所などで飼い主がペットを同室で飼養管理することを意味するものではなく、
ペットの飼養環境は避難所等によって異なることに留意が必要である。
災害グッズ
★常備品
・フードは1ヶ月分多く常備しましょう。
(例えば、ドライフードは無くなりそうになってから購入するのではなく、常に未開封のフードを1ヶ月分ストックしておく。等)
・水も1ケースは常備しておいた方が安心ですね。
・ペットシーツ
ペットシーツは断水などで、水が使えない時に、人間のトイレとしても使用できます。
・薬
薬がないと困る持病があるなら、薬も1ヶ月分多く準備しておいたほうがいいでしょう。
★持ち出し品
・フード・飲み水・予備リード・予備首輪・ビニール袋・レジャーシート(日よけ・風よけ・雨よけ)・養生テープ(名前を書いて貼ったり、メモを貼る時にも便利。また、
段ボール等で簡易ベッド等を作る時も役立ちます)・マジック・ペットの記録