2021年産【ビアンコリッラ種】
◆品種:在来品種ビアンコリッラ(Biancolilla)100%
◆香り:青い香り、小花のブーケ、青バナナ、新茶、注ぎたてからフレッシュさを感じる。
◆味わい:自然の野菜の甘み。女性らしくもありキレのあるオイル。
チコリ、セリ、ワサビ菜などを彷彿させる、余韻でもコショウのようなピリッと感が続き心地よい。
◆おすすめの食材&お料理:・サラダ ・魚 ・和食の薬味のようなアクセントに、加熱していない料理が際立っておいしいです。・魚のリゾット ・トマト ・ブルスケッタ ・刺身 ・カルパッチョ
◆産地 :イタリア・シチリア州
◆賞味期限:2023年6月10日(2021年秋収穫分)
◆容量 :250ml
◆保存方法:直射日光を避け、涼しい場所で保存してください。
【テヌータ・キアラモンテ農園について】
2014年にテヌータキアラモンテ農園が誕生。
シチリア南東部の、海を臨む海抜250m高原地帯に、広さ99ヘクタールの敷地面積をもつ農園です。
テヌータキアラモンテ農園のオリーブの樹は、
地中海の風を受け、高原ゆえ虫が付きにくく薬剤を一切使わず無農薬で育ちます。
【オーナージャンニさんの思い】
テヌータキアラモンテ農園のオーナーのジャンニさんは、
2013年に「愛する故郷、シチリア島の在来品種のオリーブを守りたい」という思いで、
オリーブオイル生産を始めました。
シチリアの在来品種から採れた高品質なオリーブオイルを生産し、
その美味しさをたくさんの人に知ってもらいうことで、シチリアにあるオリーブを守ろうとしています。
【テヌータキアラモンテ農園のこだわり】
高品質のオリーブオイルを作るポイントは、収穫後いかに早く搾油をするかで決まります。
通常、畑と提携の搾油所までの間を何度もトラックで行き来するのですが、
ジャンニはその時間を短縮するため、なんと自分の農園内に搾油所を建設しました。
2019年、さらにそこには、世界最先端クラスのMori社の搾油マシーンを導入しました。
「フラッシュ」というコールドプレス製法のハイテクと数百年という歴史あるオリーブが、ここに融合しました。
コールドプレス製法により、オリーブオイルの酸化を防ぎ、抗酸化成分であるポリフェノールの減少を抑えます。
そして、それぞれのオリーブ持つ、味や香りの特徴を最大限に引き出すオイル作りに成功したのです。
【高品質のオリーブオイル作り出すオリーブの農学者Dr.チーチェロさん】
Dr.チーチェロはオリーブを知り尽くしていて品種についての知識は彼の右に出るものはいません。
オーナーのジャンニさんは、オリーブ畑の土壌を作り、枝の剪定、収穫、搾油などオリーブオイルができるまで全ての指導をDr.チーチェロに任せています。
2人の目標は「シチリア島の在来品種で、今までにない高品質のオリーブオイルをつくる事」です。
【様々なシチリアの在来品種オリーブ】
シチリア島ラグーサ地方は、オリーブの産地で、昔からオリーブオイルの生産地でした。
在来品種「トンダイブレア」は、世界的にとても有名ですが、この地方の在来品種はそれだけではありません。
例えば、「モレスカ」や「ヴェルデ―セ」などが他にもあります。
生産者さんたちは、それぞれの品種の、風味と特徴を生かす、最高の搾り方を研究しています。
今までシチリア島で使われたことが無い「最先端の機械」と「無農薬栽培」をしています。
【私ルーチョの思い】
私は「大切な宝物」は独り占めするのではなく、たくさんの人とシェアすることがとても大事だと思います。
シェアすることでより大勢の人とその良さを分かち合うことができ「宝物」は更に大きな価値を持ち、
結果その存在を永く守って行けるのではないかと思っています。
私の故郷の宝物である「在来品種オリーブ」を、
今までその存在を知らなかった方達に広くシェアすることが私ルーチョの役割だと思っています。
日本で今まで初めてする事は、いつもすぐ実現できるわけではありませんでした。
これは、長い時間とパッションを要する大きなプロジェクトです。
今回も、少しずつ僕の情熱と努力で頑張ります。
ぜひ、彼らがシチリアの在来品種から作り出す最高のオリーブオイルを、
日本の皆様にも味わっていただきたいです!
【現地シチリアの農園でオリーブとシチリアを体感する】
おまけのお話しですが、
オーナーのジャンニさんは、農園内に、
ホテルとレストランのある農園リゾート施設"Relais Chiaramonte"をオープンしました。
こちらでは、オリーブ畑の中の素敵なホテルに滞在することができます。
南イタリアの地中海を一望できる美しいパノラマの素敵な景色の中、
地元の新鮮な食材を使用したシチリア料理を味わうことのできるレストランがあります。
もし、シチリア島へ行かれる際には、ぜひご案内いたします。