大好評の「ChoiceVegetarianCooking~ericoのようこそベジタリアン・クッキングの世界へ~」の第2弾!
それならば! とマクロな視野で捉え、少し進化させたカテゴリーとして名づけたのが、「Neoベジタリアン®」です。
「Neoベジタリアン®」は、プラントベース(植物性)&ホールフーズ(全体食)を基幹とします。
純プラントベースの料理を真っ白なキャンバスに見立て、「お肉や卵はご自身の選択で自由に加えてください」というポジティブなスタンスで誕生したHappyで楽しい“食のカタチ"です。動物性食品(肉・魚・卵・乳製品・はちみつ)の摂取を否定しません。
それは、宗教や思想、立場を越え、それぞれが選択した食事法や生き方を認め合うもの。
小さな子どもたちが自由に描く絵画のように、規則や規制はありません。自分で選んだ食品を「食べてしまった」と思わず、堂々と「ありがたくいただく」のが1番! そして愛する人と食卓を囲み、「ベジェトス」なよろこびをつないでいきたいものです。
私は、43歳にして17年ぶりの出産を体験しました。それまでダイエタリーヴィーガン(完全菜食主義)でしたが、産後の回復が遅く入院が長引く中、夫が「からだが温まるように」と、鶏ガラのスープを作り運んでくれたのです。
「ヴィーガンの私に?」と驚きましたが、とてもおいしく全身に染み渡った感覚は今でも忘れられません。
それはまさに、自分で作った「食の垣根」を越えられた体験でした。それから世界平和への祈りのような感謝の気持ちが湧き上がってきました。
しかし、この世のことを解決するのは、自身の行動ありき! 日々の食からのアプローチ次第で、誰もがHappyに垣根を越えていけることを確信したのです。
このレシピ本では、「真っ白なキャンバス」としての純植物性料理のみをご紹介しました。
貴女が選んだ食材をプラスして、「おいしい絵画」を完成させてくださるととても光栄です。
どんな食材も、曇りのない気持ちで選び、思いやりの心で料理すると、食べる人の心がとろけてよろこびで満た されるはず。
すべてはこれからで、はじまったばかり!
さぁ、貴方も今日から「Neoベジタリアン料理」をはじめてみませんか?