自然音を聴いて①その場に居る感覚にする。②薫りを感じさせる。③編集は極力避ける。④合成をしない。
これらのコンセプトで制作。
録音地を探す事もたいへんな事ですが、適地に行ったとしても自然相手ですので、天候や季節、雑音等、だいたい20回録音して一つ制作出来れば良い方だ。録音をして帰るとそれらを精査。一枚の自然音CDを制作するには膨大な費用と時間が必要になります。この一連のCDが少し高額なのはそうした理由ですが、一千枚を買って頂いても元は取れることはありません。 試聴 http://denchoh.jp/
体調が悪い中、ようやく録れた雨の音とウグイス。
山小屋で頭痛と悪寒でうなっている時、夜中の雨の中で鳴いている鳥がいる。「録音だ」と思ってもそんだどころではない。ウトウトしては目覚める。これを逃したら、と気力を振り絞って3階の物置部屋へ。
それから数年、この録音を聴くと、その時の辛さを思い出してしまう。しかし素晴らしい録音ですね。と言われ、その記憶も薄れた所でCD化することを決意。
深夜コメツガのテッペンで鳴くコマドリが初夏の郷愁を誘います。テンテン・ポン・カンという空き缶が音が雨の滴を受け止めている。深夜の11時からの録音である。真夜中に鳥の鳴き声が⋯?。
01.《雨のブナ林のウグイス》 33:30 02.チャイコフスキー:「眠りの森の美女」より‘パノラマ’ 02:42
03.《深夜の雨の山小屋にて》 27:22 04.グラズノフ :メロディー(チェロ) 07:19
※ ヘッドフォンでお聴き頂くと自然の恵みをたっぷりとご堪能頂けます。
※ 聴覚トレーニングをした方は感性、聴覚が敏感になっています。そのため休みの期間に10分程度ヘッドフォンで聴いて頂くと脳に刺激を出す事ができます。多くのCDをお持ち下さい。 試聴➡http://denchoh.jp/