ポイントカードが盛んなのは日本だけではありません。世界各国でポイントカードシステムが導入され、その種類やシステムの内容はそれぞれです。今回は、アメリカにフォーカスしてどのようなポイントカードシステムがあるのかメジャーなものを1つピックアップしてみます。
アメリカの共通ポイントサービス
共通ポイントというのは、幅広い店やサービスに使えてポイントを貯められるシステムのことです。
アメリカでは「plenti」が有名です。
plentiはどういう仕組み?
クレジットカードの国際ブランドアメリカン・エクスプレスがプラットフォームを発案しました。
レジットカードは、カードの利用額に応じたポイントプログラムですが、アメリカン・エクスプレスの場合、自社のカードの利用額に応じたポイントシステムです。
しかもplentiは、クレジットカードが手元になくても利用できます。
plentiに提携しているお店であれば商品購入・サービスが利用でき、支払いさえすれば自動的にポイントが加算されていきます。
ポイントがたまったら提携先の支払いの時に使えます。
日本で言うとちょうど楽天スーパーポイントと同じですね。
plenti考案のきっかけは、富裕層からカード決済手数料を得るためのクレジットカードのビジネスモデルでした。また、顧客層を広げていき、広く浅く利益を追求したいというアメリカン・エクスプレスの考えもありました。
ライター:ヒシリン
インテリア・子育て・節約・など様々な分野のライティングの仕事をしています。スラスラ読みやすい文章に定評があります。非常に人柄もよくサービス精神旺盛、人の魅力を引き出すのにも長けています。