シャインマスカット
シャインマスカットは安芸津21号と白南をかけ合わせて育成された黄緑色の大粒ブドウ品種になります。
独立行政法人農業・食品産業総合研究機構果樹研究所が開発し、2006年に品種登録されました。
病気に強く育てやすいアメリカ系ブドウと、大粒で品質は良いが病気に弱く栽培が難しいヨーロッパ系ブドウをかけ合わせることで、お互いの長所を生かした作りやすさとおいしさを兼ね備えた期待の新ブドウ品種になります。

シャインマスカットの味わいの特徴
　黄緑色の鮮やかで上品な見た目と、芳醇なマスカット香が漂ってきます。酸味は少なく、糖度は20度前後とメロンより甘く、本格的な旬を迎えると25度にも達するほどブドウの中でも特に甘みが強く味わい深いのがシャインマスカットという品種になります。また、種無しぶどう栽培も可能で、果皮は薄く皮ごとパリッと食べられる手軽さも人気の秘訣です。こどもから大人にまで愛されている今大注目のブドウになります。

シャインマスカットの旬な時期
　カネシゲ農園がある長野県の下伊那地域では、9月中旬から収穫期を迎え10月上旬には収穫を終えます。
近年では貯蔵技術も進化してきており、クリスマスや年末年始、お歳暮にバレンタイン、ホワイトデーまでシャインマスカットを楽しむことが出来るようになりました。

シャインマスカットに含まれる栄養素とは?
　シャインマスカットには主に二つの栄養素が多く含まれています。

糖質　
　シャインマスカットに多く含まれる糖質は消化吸収後、最終的にはブドウ糖まで分解されエネルギー源として使われます。脂質より早く分解吸収される為、疲労回復への即効性も期待されます。
また、ブドウ糖には脳唯一のエネルギー源として脳の活性化や集中力を高める効果も期待できます。

ポリフェノール
　皮に多く含まれるポリフェノールの効果により、生活習慣病の予防への効果も期待されます。

この他にも、ビタミンB1による疲労回復効果やビタミンCは免疫力向上をさせ美肌効果も抜群です。

シャインマスカットのカロリーは??
　シャインマスカットのカロリーは100gあたり50〜60kcalと比較的低カロリーですが、糖度は高いので食べ過ぎにはくれぐれもご注意ください。


シャインマスカットのおいしい食べ方
　
そのまま皮ごと食べる
　基本的には種も無いので皮ごと食べられるぶどうになります。ですが、冷やしすぎは甘さを感じにくくさせてしまうので食べる2〜3時間前に冷やしてお召し上がりになるか、冷やしてあるものを食べる場合は食べる10分ほど前に取り出してから召し上がる事をおすすめします。
また、先に洗ってしまうと鮮度を保つブルームと呼ばれるものが流れ落ちてしまい傷みやすくなったり水っぽくなる原因にもなりますので、食べる直前での水洗いをおすすめします。

ケーキやタルト、生クリームサンドにして
　もちろんそのまま食べてもおいしいシャインマスカットですが、デザートとの相性も抜群です。
例えばケーキやタルトの上にきれいに並べるだけで色鮮やかに黄緑色が映え、いつもと違ったちょっと贅沢なケーキやタルトになること間違いなし。
他にも生クリームとの相性が抜群に良いので、食パンにたっぷりの生クリームとシャインマスカットをはさみます。ななめに切れば見栄えもきれいでお洒落なインスタ映え間違いなしのたっぷりシャインマスカットの生クリームサンドの出来上がりです。
他にも野菜や果物と一緒にミキサーにかけてスムージーに。香り高いマスカット香がほかの果物や野菜をより一層引き立てます。

シャインマスカットの上手な保存方法
　まず、房のまま保存する場合について。実に負担のかからないように一房ずつポリ袋にいれて乾燥を防ぎます。この際に濡らしたティッシュ等で軸の切れ端を覆ってあげると尚よいでしょう。保存は野菜室にて保存をしてください。
さらに長く貯蔵したい方には冷凍保存をおすすめします。食べたい時に食べたい分だけ取り出しさっと水洗いをした後、すのまま食べてみてください。ツルンと皮は向けてシャリシャリの触感を楽しめます。


是非一度カネシゲ農園のシャインマスカットをご賞味ください。