長年日本に住む外国の方々で会話自体は上手であっても、発音がおかしい人を多く見受けられます。要するに、育った環境(特に幼少の頃)などで、知らず知らずのうちに生活に不必要な音は聞こえなくなってきます。その聴こえない耳を以て、音楽の勉強をし「音楽家は耳が良い」と自負しています。この本では、その原因について独自の理論により解明し、解決法をも記しています。また聴覚システムの開発の経緯ついて詳しく述べています。
音楽関係者に関わらず、芸術関係者必携の書 一万部のベストセラー 廃刊「音楽は何語?」↑
伝聴研のシステムの基礎となっているのが、この「日本人はクラシック音楽をどう把握するか?」という本です。
これは、音楽家でもある「傳田文夫」が自らの実体験も含め、長年日本人が西洋音楽の演奏に苦戦していることから研究が始まり、約20年もの歳月をかけて、ついに言葉と音楽の関係、そして日本人には聞こえていない音があることを突き止めました。