日本画家 佐藤宏三画伯の肉筆画です。
「八十八夜」P15号(652 × 500 mm)
日本画 2014年制作
掛軸サイズ 1250 x 860 mm
富士山を背景にお茶畑を描いた作品です。
連連と続くお茶畑と雲間から覗く雄大な富士山、春から夏に移り変わる時季のワンシーンです。
少し敷居が高いイメージがある日本画ですが、身近に感じていただきたく、オリジナルの肉筆画をオンライン販売にてお届けいたします。
お届けまでには1週間程度を要します。
送料には、大切な作品を守るための保険、梱包料を含みます。
日本画 「八十八夜」P15号 掛軸
富士山を背景にお茶畑を描いた作品です。
連連と続くお茶畑と雲間から覗く雄大な富士山、春から夏に移り変わる時季のワンシーンです。
※ご注文をいただいてから丁寧に梱包して、保険をかけて発送いたします。
作品の到着まで1週間程度お時間をいただきますが、お楽しみにお待ちください。
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【作品解説】
〜「八十八夜」について〜
静岡県富士市で取材をしました。その年の八十八夜は5月3日でしたので、5月3日〜6日、現地に滞在して、新茶初摘の様子と、富士山が顔を覗かすのを毎日通って待ちました。
初摘は5月3日に取材して、富士山は5月6日にやっと姿を見せてくれたので、1枚の絵で、いいとこ取りをしてまとめました。
元々は額装で発表した作品でしたが、2019年の台日藝術博覧会に出品するに当たり、軸装して我が国の表装の素晴らしさも同時に海外の方々に見て頂こうと、軸装して出品しました。
中国や台湾にももちろん軸装文化はありますが、使う裂地は安物のワンパターンだそうです。
我が国の表具店ではたくさんの種類の金襴緞子が揃い、作品ごとに絵の色彩や題材に相応しいものを合わせて仕立てますので、絵の種類だけ軸装のバリエーションも多様化出来ます。
掛軸といっても、必ずしも床の間にしか飾れない訳ではありません。
むしろ逆に洋間の壁でも、掛軸を飾った途端に床の間の様な雰囲気に変えることが出来ます。
僕の絵は額装で発表したものでも、軸装時には丸められる様な絵具の塗り方を心掛けてます。
軸装のための実費はご負担頂きますが、他の作品も軸装をご希望される場合はご相談ください。
佐藤宏三
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作家のご紹介
【佐藤宏三】日本画家
東京藝大を経て、文化勲章受賞の日本画家・加山又造画伯に師事。
遠近感、立体感、のある風景画を得意としているが、風景画だけにとらわれず日々遭遇する日常の中から「本物」を描き続ける視点が、現在の常に存在感のある作風へと繋がっています。
画題やテーマにより支持体となる素材を厳選し、緻密な構想を基にクリエイティブに作品を描き続けています。
【公式サイト】https://kozo-sato.art/
略歴
1966年 岩見沢市生まれ
1985年 北海道岩見沢東高校卒業
1991年 東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業
1991年 同大学院修士課程進学 加山又造氏に師事
埼玉県川口市にアトリエをかまえる
個展・企画展
1977〜04年 お茶の水 世界観ギャラリー 計4回
2003年 丸善・日本橋店ギャラリー
2006〜18年 丸善・丸の内本店ギャラリー 計6回
2012〜15年 大丸札幌店美術画廊 計2回
2015年 「岩見沢の美術セレクトⅤ展」絵画ホール
2017年 「甲州と南部を愛する日本画家たち」日本画三人展 南部町立美術館
2020年 岩見沢市絵画ホール 佐藤宏三日本画展
主な仕事
1992年から現在に至るまで句誌「夏至」の表紙絵を担当
2007年 丸善カレンダーに採用
2006,08年「春秋長谷寺屏風」東京都江戸川区 泉福寺
2010,18年「紫陽花屏風」「紅葉屏風」鎌倉 長谷寺
2012年「春の長谷寺屏風」岩見沢市 長高寺
2013年「久遠寺のしだれ桜」埼玉県久喜市 常薫寺
2014年「キャンジン・ゴンパの朝」岩見沢市に寄贈
2014年「龍雲図」仁王門天井板絵 松前町 光善寺
2014年「頂相」前住職肖像画 岩見沢市 明心寺
2016年「総本山長谷寺 第八十五世化主」肖像画
2016年「布袋尊像」東京都 谷中七福神 修性院
2017年 能舞台鏡板「老松」岩見沢市 浄土寺
2019年「平成の防人」揮毫雪洞 靖国神社
2020年「地獄極楽変相図」岩見沢市 明心寺