25gから40g前後の大玉果をバラ詰め
完熟あまおうがびっしり詰め合わせ。
【2L〜4Lミックス/1200g】
完熟あまおうの大玉が敷き詰められた
まるで、赤いじゅうたんのよう!
箱を開けた瞬間の感動!
見ごたえがあるボリューム感のあるセットです。
2L〜4Lサイズを敷き詰めています。
完熟あまおうがびっしり詰め合わせ。
【2L〜4Lミックス/1200g】
完熟あまおうの大玉が敷き詰められた
まるで、赤いじゅうたんのよう!
箱を開けた瞬間の感動!
見ごたえがあるボリューム感のあるセットです。
2L〜4Lサイズを敷き詰めています。
楽農ファームたけしたでは
美味しい完熟あまおうを召し上がっていただくために、最大限の努力を惜しみません。
完熟収穫、味へのこだわりも人一倍!
午前中の収穫分を18時までに発送、店頭では味わえない鮮度をお届けします。
たけしたファームの「完熟あまおう」とは
■ピンポイント発送
お客様の欲しい日に合わせて完熟のあまおうをお届けするサービスは、数量が少なければ容易ですが、増えれば増えるほどその調整は難しくなります。
特にイベントでいえば、クリスマスやお正月、バレンタイン、ひな祭り、母の日といった、特定された日に集中するとなると苺の量が足りなくなります。
でも、そこを極力対応できるようにいろんな対応、工夫を行っています。
<工夫その1 品質保持>
収穫日発送が基本ではあるけれども、前日収穫のものを当方の大型冷蔵庫で保管し、
品質保持した状態で配送日を調整しています。
<工夫その2 当日収穫>
天候次第ではあるが、前日の収穫を少なくして、発送当日の収穫量を増大できるように調整しています。
<工夫その3 ご相談>
お客様に相談して、前日到着、前々日到着を増やしています。
上記はあくまで収穫量を超えたオーダーが明らかにあると判断した場合の対応。
クリスマスは例年、こうした対応をせざるを得ない。
こうした工夫を、臨機応変に対応しながら、期日指定の工夫をしています。
■パーフェクト保証
商品に応じて配送会社を使い分け、配送トラブルにも代品発送、即日対応!
「完熟あまおう、必ず無事にお届けします」
当方は必ず完熟収穫を行い、収穫したてをそのまま食べることを基本としての熟度基準を徹底しています。
だから一般流通のものとは配送時の損傷のリスクも大きい。しかしそれを安全に届けるために様々な工夫をしては 失敗を繰り返し、今では無事に届けれるようになりました。
<強みその1 経験>
天候次第ではあるが、前日の収穫を少なくして、発送当日の収穫量を増大できるように調整しています。
お客様に相談して、前日到着、前々日到着を増やしています。
<強みその2 配送会社>
商品に応じて配送会社を使い分けている。
<強みその3 代品対応>
もし事故が発生したとしても、代品発送が即日対応できる。
(商品の中に異常の際の連絡先を同封)。
<強みその4 損害賠償>
損害賠償、事故品の引き取りなどの後始末はすべて当方で対応。お客様には一切の負担はありません。
ただ引き取り時の対応だけお願いします。
■絶対味・鮮度
毎朝味をチェック、完熟するまで絶対に収穫しない。不合格なら発送しないという覚悟があります。
<味を保障するという覚悟>
この保証はきっと永遠に引退の日まで一生ビビる保証です。
気に入ってもらえなければ代品を送るか、もしくは返金いたします。
これを表記することが自分たちの覚悟が座ります。恐ろしくてしょうがない。
でもこれを追求していくことが生産者としてのミッション。
味が悪くてもいいや。。そう思っている生産者は誰もいないと思います。
作る以上は誰だって美味しいものを作りたい。
でも苺はしゃべらないし、何が必要で何が不足しているかって即座に答えてくれないし、顔色一つ変えない。
数日たって、過不足の表情を見せてくる。その時はすでに遅い。
平成20年、地獄の3月14日 ホワイトデーの予約をすべて止めた事件があります。
取引先への苺の出荷もすべて止めて、冷蔵庫に入りきらない苺を私は田んぼに穴を掘って廃棄。。
すさまじい量だったので掘り切れず、藁をかぶせてもはみ出して、見た目にもよくなかったです。親には気でも狂っ たか、なぜそこまでこだわらなければいけないのか?家族の猛反発がありました。当然です。生活できなくなります。
産直農家にとっての一番の恐れ。それは味の低下です。わからなかった。なぜ味の低下が起きるのか、その理由、 生理がわからないので、改善の方法もわからない。
すべてが手探りで基本の栽培技術を何度も見直し、土壌学、肥料成分分析のキットまで買って、化学式を紐解き、 試験管をもって現状分析にあたりながら、収穫しては廃棄という気が狂いそうな日々を過ごしました。
「一週間待ってください。大事な贈り物だから、だから、どうしても出荷できないです。
申し訳ありません。必ず味を取り戻して、大切な方に喜んでもらえるものにします。」
そう言い放ったくせに根拠がない。ここからが本当の地獄でした。
一週間経過。。手がかりがない。日照不足なだけなのか、、ほかに手は打てないのか。。薄い塩分を撒布したり、 にがりを1000倍で撒布してみたり。潅水後の廃液の成分分析をして、投入前の肥料の電気伝導度と廃液の差を 確認したり。。思いつく限りの方法を試していく。
これだったらどうか、肥料バランスを変えては潅水した後の2時間後に試食、翌朝の試食。
ダメ、まだ足りないんじゃないか。。ひょっとして多すぎるのか、どっちなんだ。
2週間たってもダメ、3週間たったころは、もうお客さんにキャンセルの交渉をしたいとあきらめかけていた。
このころ、イチゴを捨てるにも穴を掘り切れず、冷凍保存をするという苦肉の策に出る。
皮肉にもこれが高濃度ジャムやシェイクのきっかけになることはこの時は考える暇もなかった。
4月になりました。もう駄目だと完全に心が折れて、仏壇の前に座り込みました。夜も眠れなくなってました。
苺の味を保つってこんなにも地獄なのか、なんでJAやめたんだろう、なんで産直農家になんかなってしまったんだろう、俺は何のために田舎に帰ってきたんだ。。
もう駄目だ、ここまでだ。そう思いながら先祖に詫びながら悔し涙を流していました。
その時に何かが聞こえたんです。どうせだめならやるだけやってみろ!
耳に聞こえたのか、心の声なのか、わからないけど、そんなことはどうでもいい、そうか、どうせだめなら派手に 試してみるか。。
私は潅水ポンプに走り、いつもの2倍の濃度の肥料バランスに配合を変えて、潅水してみた。
今までの常識では考えられない量だった。
奇跡が起きた。
何を試しても結果がわからなかったのに、格段に糖度が上がってる。
うそだろ。。まさか全然足りないレベルで自分は四苦八苦していたのか。。えーそんな馬鹿な。。
さらに1.5倍に上げてみた。 めちゃ美味しくなった。信じられない。
今まで自分が学んできた常識はいったい何だったんだ。
しかしそれを継続すると今度は果実の先端が黒く焦げだした。。濃度障害である。これはやりすぎ。。
そうしたこともあって4月中旬にお待たせしていたお客様に出荷を再開したんです。
感動を通り越した表現しようのない感情だった。
でもこの後、3年くらいは3月になるとやっぱり味が落ちてくる現象が避けられなくて、出荷を止める期間が出てしまう。
しかしだんだんとその期間が短くなっていきました。
どうしてこの味の変化が出るのか、自分が思うに地温がある温度帯を超えること、日照時間がある長さを超える3 月の環境が果実への糖分の転流よりも株全体の生育に栄養を使う分が上回ってしまう分岐点が来る。だからそれを 超えた養分の供給をしてあげないと、果実へ回ってくる分がない。しかしそれをデジタルで管理するのは試練の技。
何が足りないのかわからない。これさえわかれば。
「武下君、面白いことを発見したぞ、連作不可能な野菜に雑草の灰をまいてあげたら、恐ろしく生育が強くなった! 苺に試したらどう?」波動の研究をしている友人が電話をしてきた!
これだ!デジタルとアナログの融合。
花咲かじいさん!枯れ木に花を咲かせましょう!これか!
どうしてもバランスをとれなかったミネラルの欠点をなんと草木灰を水に溶いて潅水することで、味の落ち込みが改善。
今では3月の味の落ち込みを防ぐことに成功して、出荷を止めることもなくなった。
デジタル管理だけでははかれない。アナログの幅の広さが救ってくれた。
たくさんのお客様に迷惑をかけたし、なにより妻、家族に失意のどん底に叩き落してしまった。
借金も膨らみ、ほんとにすべてを失いかけた。
でもこの経験はお金じゃ買えない、二度と味わいたくない、本当に生き地獄、見えないってこんなにも恐ろしいの かと焼き印を押されたようだった。
だから負ける気がしない。だから必ずできる。
天候不順でいかなる環境になろうともあきらめずに分析していけば、必ず突破口があると自信がついた。
逆境は成功の前奏曲。ピンチはそれと同等いやそれ以上のチャンスの仮面をかぶっている。
まだまだこんなもんじゃない。
もっと苺は美味しくなる。