【下地材・接着剤として使用できる表面材質】
１） 粗骨材・細砂コンクリート ２） 石材　３） レンガ ４） スタッコ　５） EPS ボード ６） 石膏ボード　７） 軽量コンクリートボード ８） その他外壁用ボード

【物性】
１） 重量 ： 5.8 kg （3.8 ℓの場合）

【性能】
１） 抗張力 ： 3.4 mPa
２） 弾力性 ： 9.0 mPa
３） 接着力 ： 1.0 mPa
４） 圧縮強度 ： 39.3 mPa

【特長】
 接着力
EJBCは、アクリルとポリマーの結合により接着面を均一に繋ぎとめるので、むらのない優れた接着力を維持します。
 弾力性弾力性
EJBCの優れた弾力性能により、振動、揺れ、捩れによるひび割れ、亀裂、剥離がありません。
 撥水性撥水性
EJBCは、アクリル１００％のポリマーとポルトランドセメントを混合して使用しますが、アクリル系ポリマーがポルトランドセメント全体を包み込み繋ぎとめるので、表面全体が優れた撥水性を発揮します。
 耐久性、耐老化性
EJBCは、アクリル系ポリマーがポルトランドセメント全体を包み込み繋ぎとめるので、酸化抵抗性が強く耐久性、耐老化性に優れています。
 塗り厚が薄くて良い
EJBCは、優れた接着性、弾力性、耐久性により、１〜２mm塗るだけで効果を発揮します。

【施工案内】
 下地処理
① 清潔で乾燥しており、十分硬化（養生）していること
② ゴミ、硬化剤、剥離材がついていないこと
③ 劣化、水垢、またはその他の異物が付着していないこと
④ 下地上の旧塗膜は、全て完全に除去すること

 使用道具・機器
① EIFS専用のステンレスコテを使用します。（ウィンドロック社の製品を推薦します）
② EPSボードを接着させる場合のコテは、帯状に塗れる専用のコテを使用します。

 塗布面積塗布面積
① コンクリート、石材、レンガ： 20㎡/缶

 施工方法
① 容器内のＥＪＢＣを別の清潔な同じ容器に半分入れ、ポルトランドセメントを少しずつ袋の3分の1ずつ入れ、満遍なく混ぜます。重量比1：1で完全に混ざったら5分間寝かせ、粘土を安定させます。その後再度混ぜ合わせ、好みの粘度になるように水を加えます。塗布中も時々かき混ぜて下さい。
② 下地用として使用する場合は、通常のコテ塗りのようにすれば良いですが、なるべく薄く延ばすように塗り、塗り厚を１〜２㎜になるようにして下さい。
③ EPSボードを接着させるために使用する場合は、EPSボードの上に専用の接着コテを使用して帯状に塗ります。
④ 細部などは、ブラシを使用すると良いでしょう。

 注意点
① EJBCとポルトランドセメントを混合し、好みの粘土にするために水を加える場合、各容器に2.8ℓ以上入れないで下さい。 また、ポルトランドセメントも各容器に15kg以上入れないで下さい。
② EJBCは、0℃で凍結し使用できなくなるので、温度に注意してください。
③ 気温が4℃未満の場合は、塗布しないで下さい。
④ EJBCを塗布後、24時間は雨、露、また凍結などの天候から保護して下さい。
⑤ 混合後の塗布作業可能時間は、約2時間です。
⑥ 塗材が目や肌に付着しないようにして下さい。もし、付着した場合は、素早く大量の水で洗い流して下さい。
⑦ 工具に塗材が付着した場合は、乾燥する前にふき取り洗い流して下さい。

【保管・配送】
 保存期間は、製造日から2年間です。
 保管温度は、4℃以上38 ℃未満にし、できれば一定温度で保管して下さい。℃未満にし、できれば一定温度で保管して下さい。
 配送する場合、配送する場合、0℃にならないように保護して下さい。

【保 証】
 製品保証期間は、製造日から2年間です。尚、保証内容は別紙のＥＪＢＣ保証書をご覧下さい。
以上、イフスジェイ・ベースコート（EJBC ）の製品案内です。

お問い合わせ、ご質問は、EIFS　JAPAN正規代理店　株式会社アイナチュールまでお気軽にご連絡下さい。