更にルーフメイト HT は、水蒸気を下地または建物の内部から逃がす一方で、屋外から浸透する大量の水分を通さない、
優れた透過性があり、更に日射反射率と熱放射率によって、冷暖房費の消費エネルギーを大幅に削減することができます。

【塗装できる表面材質】
１） コンクリート ２） 金属 ３） アスファルト　４）エチレンプロピレンゴム ５） 合成シングルルーフ ６） 吹付け塗装
７）ハイパロン ８） その他の屋根用ボード、ゴム

【性能】
試験項目　　試験結果　備考
日射反射率　0.82　82%
熱放射率　0.89　89%
歩行に耐えるまでの　2時間 （ライトグレー）　21℃で相対湿度が
乾燥時間　4時間 （ホワイト）　50％の場合
抗 張 力　3.79MPa　21℃の場合
3.17MPa　-18℃の場合
伸 張 性　500%　21℃の場合
硬 度　75 - 80 Shore　歩行問題なし
透 過 性　2.5 Perms　508 microns
高温度での安定性　老化による硬化、悪化なし　121℃まで
耐表面温度　−34℃〜93℃　通常の気象状況下の場合
接 着 性　塗料の粘着力以上　3.7 - 4.2 kg/sq.cm
不燃性　Class A　不燃性の下地の場合
Class １　断熱スチールデッキの場合
煙拡散性　拡散性なし　火の燃え移りなし
風雨による破損　なし　Class 1-180 に合格
雹による損傷　クラック、割れ、剥離、裂けなし　耐衝撃性に優れる
耐 候 性　劣化なし　5,000時間
防 水 性　水漏れなし　水の浸入抵抗性試験7日間
耐紫外線性　劣化なし　5,000時間
低温柔軟性　180度の曲げに耐えられる　−30℃で4.7㎜の鋼棒に対して

【特長】
⚫ 風雨への抵抗性
ルーフメイトHTは、あらゆるタイプの悪天候に耐えます。 平常な条件では、氷、雪、風雨、砂などもその高密度で丈夫な表面に浸透しません。
⚫ 抗張力と伸張性抗張力と伸張性
ルーフメイトHTは、優れた伸張性、抗張力、引き裂き抵抗力を持ち、互いにバランスを保ちながら長年、高性能を維持します。 乾燥した塗膜は、非常に厳しい天候条件やメンテナンス時の歩行に耐える磨耗・衝撃抵抗性に優れています。 また、科学物質や汚れを防ぎ、カビからも守ります。
⚫ 高度のアクリル系高度のアクリル系樹脂を含有樹脂を含有
ルーフメイトHTは、要領による固形率は、塗料の質を知る唯一の測定値です。 塗膜の耐久性を決める他の基準としては、顔料とポリマー含有量の比率です。 ルーフメイトHTは、他の塗量に比べ顔料の含有量が低い一方、アクリル系ポリマーの濃度が高くなっています。 純正のアクリル系ポリマーが高い比率を占めているということは、耐候性に優れているということです。 また、ルーフメイトHTが全体的に高性能である理由は、100%のエラストマーアクリル系ポリマーをしようしているためです。
⚫ 省エネ効果
ルーフメイトHTは、屋根の温度が28℃を超えると温度を上昇させない効果を発揮します。
⚫ 簡単な施工と修復
ルーフメイトHTは、多くの作業員が必要であった従来の工事が少人数でできる上、他のルーフィングシステムと比べて費用を抑えることができます。 また、ルーフメイトHTを使用したルーフは、劣化の恐れのあるアスファルトや錆やすいメタル、剥がれなどの心配な継ぎ目がなく、−35℃でもクラックを起こさず弾性を保ち、ほとんどのルーフに見られる少量の溜まり水の浸透も防ぐことができます。 メンテナンスが必要な場合も、アクリル性コーキングやルーフメイトHTを重ね塗りすることで簡単に修復ができます。
⚫ 変褐色がない
ルーフメイトHTに使用されているアクリル系樹脂は、外気に触れると架橋反応を起こして色を閉じ込め汚れを追い出す作用があります。 高密度で架橋した表面により経年しても変色せず、また汚れを防ぎ清潔な状態を保ちます。

【施工案内】
◆ 混合
ルーフメイトHTは、他の資材を混ぜないでそのまま使用できます。ルーフメイトHTは、よく混和されているように見えますが、保管していると塗料が2つに分離するので、以下のように混合して下さい。
① 3/4馬力以上で容器内の塗料を完全に混ぜることができる羽のついた直径7cm以上のパワーミキサーを使用して下さい。
② 適切に混合されているルーフメイトHTは、塗料の温度が16℃以上であれば、簡単にスプレーで塗布することができます。
③ 水を加えたり薄めたりしないで下さい。水を加えると高いチキソトロピック性が低粘し、優れた縦方向の接着力と塗膜の強度が低下します。

◆ 下地処理
④ 清潔で乾燥しており、ゴミ、埃、水垢、油分、化学物質、汚染物質など接着力の妨げとなるものは取り除いてください。
⑤ 凹凸がある場合は、平坦になるようにしてください。
⑥ 下地上の旧塗膜は、全て完全に取り除いて下さい。
⑦ 腫れ、層間剥離、劣化、浸水、極度の腐食、鋭い突出部、せり上がりなど屋根の不安定な箇所は全て修理、または取替えてください。
⑧ 新設のアスファルトは、塗装を行う前に45〜60日間、養生してください。
⑨ 劣化、錆の付いた箇所は全て取り除きメタルプライマーを塗布してください。
⑩ 錆つきがそれほど酷くない場合はアクリレックスを塗布し、ひどい場合はアルミシールを塗布してください。
⑪ 新しいメタルルーフでも表面に何らかの物質が付着している場合は、塩酸溶液、または同様のもので荒い、その新しいメタルルーフでも表面に何らかの物質が付着している場合は、塩酸溶液、または同様のもので荒い、その皮膜を全て除去してください。皮膜を全て除去してください。
⑫ 底部に底部に13mm以上の水溜まりがある場合は、ドレインを取り付けるか、既設のドレインに対して傾斜角度を深くして適切な水抜きができるようにしてください。

◆ 使用道具・機器
① １分間で3.8 リットルの量を13,790Kpaの圧力でポンプから噴出できるエアースプレー機、または従来のスプレー機を使用します。
② ノズルは、両面使用で取り外しができ洗浄できるものを使用してください。
③ ノズルのサイズは、0.69〜0.99mm0.99mmのものを使用してください。
④ 接合部、細部、端部には、刷毛またはローラーが良いです。

◆ 塗布面積
⚫ 4リットルで1㎡塗布するようにしてください。

◆ 塗布回数
⚫ 通常、最低でも2度塗りをし、度塗りをし、1層目は全ての表面に塗材が接着するように塗布し、2層目は、しっかりとしたむらのない塗膜を作るために塗布します。

◆ 施工方法
① 容器内のルーフメイトHTを塗布前に完全に混ぜ合わせて下さい。塗布中も時々かき混ぜて下さい。
② 塗布する前に継目、裂目、突起部、ドレイン、水切り、留め具などにルーフメイト・バターグレード、シームシール、
ユニテープ、ルーフメイト・ファブリック、メッシュ、ユニキャップなどを使用して下地を完成させてください。
また、必要に応じてプライマーも塗布し乾燥させてください。
③ 従来のスプレー機、またはエアースプレー機を使用して2度塗りをします。 １層目は全ての面に塗材が付着するように塗布し、乾燥したらし2層目を垂直方向にむらなく塗ります。
④ 屋根に突起物がある場合は、下地から7.5cmのところに水切りをつけ、その水切りも含めて全てルーフメイトを塗布してください。

◆ 注意点
① ルーフメイトHTは、薄めてはいけません。
② 気温が高い場合、容器内のルーフメイトHTの表面が固まり膜になる場合があります。この場合、膜を取り除き、再度よくかき混ぜて下さい。また、塗装中に膜ができないようにするには、混合後にポリスチレンのシートを容器にかぶせて下さい。
③ 気温が0℃未満の場合、また塗装後24時間以内に気温が0℃未満に下がると思われる場合は、塗布しないでください。
④ 塗布後に雨、露、また凍結などの恐れがある場合は、塗布しないでください。また、夜間に結露が起きる場合は、夕方から塗布しないでください。
⑤ 塗布した表面は全てむらなく、空隙、穴、発泡などがない状態であるかチェックして下さい。
⑥ 塗布してから最初の硬化と乾燥は、雨や夜露に耐えられる位になるまで、通常数時間かかります。雨溜まりな
どの水に対して長時間耐えるのに必どの水に対して長時間耐えるのに必要な硬化・乾燥時間は、天候状態にもよりますが大体 24 時間〜 72 時間かかります。
⑦ 屋外塗装の場合、作業員は認可された防毒マスクを着用し目や皮膚に塗料が付かないような服装で作業してください。 屋内塗装の場合は、排気通風機を使用してください。
⑧ 屋内に人がいる建物に塗布する場合は、冷暖房機や喚起ユニットの電源を切り、また気体が中に入らないようにカバーをつけるなど十分に配慮してく ださい。
⑨ 塗布する場合は、建物の現住者や訪問者に工事の通知と表示を行ってください。
⑩ 工具は、水または洗剤で洗浄し、完全に荒い流して下さい。 そして、ミネラルスピリット、またはグリコール・エーテ
ルを使用してシステムから水気を除去してください。
⑪ 液道のある工具は、次回使用するまでミネラルスピリット、またはセロソルヴ溶剤につけておきます。
⑫ 塗布後は毎年表面を清掃してください。 また汚染の影響や歩行量の多い屋根は、清掃回数を増やしてください。

【保管】
⚫ 保存期間は、未開封であれば無制限です。
⚫ 保管温度は、 4 以上 38 ℃未満にし、できれば一定温度で保管して下さい。

以上、ルーフメイトHT の製品案内です。

お問い合わせ、ご質問は、EIFS JAPAN正規代理店　株式会社アイナチュールまでお気軽にご連絡下さい。