テクニックをほとんど使わない、比較的簡単なマジックの傑作選カード・カレッジ・ライト・シリーズの第2弾です。
ロベルト・ジョビーが選んだ名作が21作品収録されています。
ちゃんと演じれば確実にウケるものが収録されており、ちゃんと演じられるようにプレゼンテーションを含めて丁寧に解説されています。簡単にできるものばかりなので初心者にもおすすめですが、どのレベルのマジシャンが見ても楽しめて参考になる内容です。
Voilà, Four Aces!
1枚選んでもらいデックに戻します。デックの中で1枚がひっくり返り、選ばれたカードの位置を示します。それは4枚のエースの出現を伴います。
TheAustralian Fives
赤い5と5枚のカードを合わせたパケットから、カードを1枚ずつ除外するプロセスを行うと、選ばれたカードが残ります。
Fully Automatic Aces
マジシャンが、2枚の黒いエースをテクニックで取り出します。続いて観客の決めたところにエースを戻しますが、それらは赤いエースと隣り合っています。
Strange Harmony
好きな枚数のカードを取り上げてもらいます。別の観客が残りのデックから2枚を指定します。その2枚のカードの合計が最初の観客がカットしたカードの枚数と一致します。
The Thought-of Card
カードを見せいき、1枚のカードを心の中で決めてもらいます。何も質問せずにそれを当てます。
Six-Card Poker Played Here
カットされたデックから、4人の手札を配ります。6枚ずつ配ったところで、4人はそれぞれパケットから5枚を除外します。残ったカードが4人ともエースです。
Risk!
観客がデックをシャフルし、トップカードを覚えたら好きなところに戻し、またシャフルします。マジシャンが部屋から退出した状態で、この操作をしてもらうことも可能です。ここからマジシャンはデックを受け取って選ばれたカードを見つけ出します。
The Spectator Does a Trick
観客がマジシャンが取って覚えたカードを当てます。
The Cards Knew
観客がデックを混ぜたあと、マジシャンはデックをたくさんの山に分けます。ここから観客は4つの山を選びます。各山のトップカードの数字を足し合わせると、選ばれなかった山のカードの総数と一致します。
Senza Toccare (Look Ma, No Hands)!
観客は取ったパケットの枚数に基づきデックから1枚のカードを覚えます。マジシャンはカードの表を見ずに、観客のカードを見つけます。
The Birthday Card
混ぜてもらったデックから1枚のカードを抜き出します。そこに観客の誕生日が書かれています。軽いジョークです。
A Condition of Balance
好きな枚数のカードをポケットにしまってもらいます。残りのデックから適当な枚数のカードを取り上げ、「ここだ」というところまで1枚ずつ捨てていきます。観客が取ったパケットとマジシャンが持っているパケットの枚数が一致します。
Mental Three-CardMonte
3枚のうちの1枚を当たりのカードに決めてもらい、3枚を混ぜてもらいます。マジシャンはこの間ずっとうしろを向いたままですが、当たりのカードを当てることができます。10-11-121枚のカードを表向きに予言として出します。観客に3つのサイコロを振ってもらい、出た目の合計数だけカードを配ってもらいます。そこのカードと予言が一致しています。
Infantastic
選ばれる有名人とその人名にちなんだカードの予言。
Subconscious Poker
マジシャンは5カ所に5枚ずつ配り、3つ目の手札の3枚目のカード♠Qを指し、これを次のディールで全く同じ位置にコントロールする、と言います。カードを集めて再び配りますが、マジシャンはそれを成し遂げ、にだけではなく、スペードのロイヤルフラッシュを達成します。
PSI Con Carte
カードを1枚選んでもらい、デックの中に戻してもらいます。デックをケースにしまってもらったら、それを受け取り、ケースを開けることなく選ばれたカードを言い当てます。さらに、その状態でそのカードをひっくり返します。デックを取り出して広げると確かにそのカードがひっくり返っています。
Mr. King’s Tapestry
カード16枚を4×4に並べ、一部を裏返して「K」の文字を作ります。この後、表と裏をごちゃ混ぜにしてもらいますが、最終的に4枚のKがリバースされた状態になります。
The Card Sharp’s Triumph
表と裏が混ざるようにシャフルしますが、4枚のエース以外がすべて裏向きになります。
Double S’Entendre
2人の観客にそれぞれデックを渡します。マジシャンがデックに触れることなく、2人の観客はそれぞれカードを選び、その後お互いの選んだカードを見つけ出します。
Your Fateful Hour
選ばれたカードと選ばれた時刻を当てます。
こちらの本について書いたブログです。参考にして下さい(^-^)
http://debumagic.livedoor.blog/archives/7135587.html
http://debumagic.livedoor.blog/archives/7151020.html