この商品には物語がある。
天竜いなちくは食感が神。メンマの概念が変わりますよ。
天竜川のほとり、飯田市竜丘地区の有志による「天竜川鵞流峡復活プロジェクト」が始めた「美味しく食べて竹林整備」によって生み出され、試行錯誤を繰り返してこの味と食感にたどり着きました。
また、地域学習として地元の小学校では竹林整備やメンマの製造を手伝ったり、商品パッケージを考え店頭で販売をする事で様々な事を学んでいます。
そんな鵞流峡復活プロジェクトの取り組みは、日本全国の竹林整備関係者からも注目されています。
2022年度分は完売いたしました。
2023年度分の発売は7月頃の予定になっています。
発売再開まで今少しお待ちください。
〇 天竜川鵞流峡復活プロジェクト
天竜川鵞流峡復活プロジェクトは、天竜川を下る船下りの船頭さんが船から見る鵞流峡(がりゅうきょう)の川岸が竹によって侵食されていく姿に衝撃を受け、地域の人達に働きかけたところ、鵞流峡のある竜丘地区の有志を中心に人が集まり、地域自治会の協力を得て始まりました。
竹の伐採は予想以上に大変で、険しい斜面で安全面に気を付けながら整備をしていったそうです。
ただ竹を伐採するだけでなく、サイクル型の環境整備を考える中で伐採した竹を使って筏を組んで天竜川を下ったり、灯篭にしてイベント会場を彩ったりした事もあります。
最終的には薪燃料として使い、竹の薪を使って沸かしたお湯で足湯を楽しんだ事もありました。
〇 食べる竹林整備
プロジェクトメンバーの努力の結果、鵞流峡は見違える程綺麗に整備されましたが竹は毎年生えてくるので継続して整備していく必要があります。
そこで全国各地で同じように竹林整備をしている人達と交流を図り、その中で「メンマにして食べちゃう」事を教わりました。
〇 天竜いなちくの誕生
教わってきたメンマのレシピを素に公民館で試作を繰り返し、味付けだけではなく食感が良くなるように刻み方も工夫しました。
味付けに使う唐辛子は、下伊那郡阿南町和合地区で採れる信州伝統野菜の「鈴ヶ沢南蛮」事で引き締まった辛さが加わると共に、南信州の原料で南信州で作る南信州のメンマ「天竜いなちく」に仕上がりました。
〇 地域教育
鵞流峡復活プロジェクトの活動が知られてくる中で竜丘小学校との交流が始まりました。
初めの頃は小学生とプロジェクトメンバーが力を合わせて竹を切り、切った竹で作った筏をプールに浮かべて皆で楽しみました。
いなちくができてからは原料になる幼竹の伐採を手伝ったり製品のパッケージを考え、イベント販売で子供達自身が販売方法を考えてお金のやりとりまで行いました。
地域環境を考え、商品の流通なども学べるSDGsにもつながる活動と言えると思います。
〇 日本のメンマ 天竜いなちく
●名称:そう菜
●原材料:たけのこ(長野県産)、醸造調味料、しょうゆ、砂糖、ごま油、食塩、オイスターソース、昆布エキス、醸造酢、唐辛子(長野県産)、(一部に小麦・大豆・ごまを含む)
●内容量:100g
●賞味期限:2022年4月9日
●保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存
●販売者:天竜川鵞流峡復活プロジェクト 代表者 曽根原宗夫 ☎0265-24-3345
●製造所:谷口醸造株式会社 長野県飯田市鼎下山975番地
●袋外寸:幅約12.5㎝ 縦約17.0㎝ 厚み約1.2㎝
〇栄養成分表示(100g当たり)
●熱量57㎈・タンパク質3.5g・糖質0.5g・炭水化物9.6g・食塩相当量2.2g
※この表示値は目安です。
●開封後はなるべく早くお召し上がりください。
●製品内に付着している白いものは、たけのこに含まれる成分チロシン(アミノ酸)です。品質に問題ありません。