口径:11㎝
高さ:6.5㎝
手作りの為、おサイズが若干異なる場合もございます。
ご家庭でカジュアルにお抹茶を点てられる時、オーレに、ご飯やお鍋の取り皿としても活用できるおサイズです。
お柄違いもございます。
◆清水焼について◆
現在、京都で焼造される陶磁器の総称によく使われている清水焼とは、約四百年ほど前に京都東山山麓に築窯された清水焼・粟田口焼・八坂焼・音羽焼・御室焼・御菩薩池焼(みぞろいけやき)・修学院焼などの諸窯の一つでした。
清水焼陶祖、仁清・乾山の登場そして茶の湯の広がりとあわせ、沢山の陶工を拝し多方面にわたる清水焼の技術があみ出され、京都(みやこ)の伝統と文化とともに歩んできました。後に多数の名工・名窯が集まった清水焼発祥の地五条坂近辺が清水焼の代表的な産地となり、現在日本全国の中でも優れた伝統と技術、開発力を併持する京都を代表する産業となり、また近年陶芸を目指す若者たちの作品の発表の場として例年8月7日〜10日まで開催される五条坂陶器まつりが、賑やかで魅力あるイベントになっています。
◆陶泉釜の特色◆
一貫してこだわりを持ち続けている下絵付けの技術にあります。
下絵付けとは、絵付けを施した上から釉薬をかけて、絵付けと釉薬をいっぺんに焼き込む手法です。
その色使いは多種に及び、上絵付けほどの繊細さと鮮やかさはありませんが、焼き物ならではの温かさとともに独特の透明感と色合いの柔らかさが魅力です。加えて近年の問題となっている鉛の溶出についても安全です。
陶泉窯は絵付け、ロクロ成形ともに手作りにこだわり、千年を超える歴史に培われた美しい京ものを「つかう京もの」として心豊かな暮らしの実現を目指しています。