「こしひかり発祥の地」 福井が持てる技術の粋を尽くし、およそ六年の歳月を掛けて開発した次世代を担う全く新しいお米です。
この命名には、「日本一(いち)美味しい、誉れ(ほまれ)高きお米」となってほしいという思いが込められています。
※ご注文を頂いてから精米して発送致します。
精米すると糠層が削られる為、約1割軽くなります。
しかし、平成9(1997)年の福井県内の作付けを見ると、中生のコシヒカリが57%、ハナエチゼンが33%。この2品種で全作付けの約9割を占めるようになっていた。そして10年後の平成19(2007)年には、コシヒカリの作付比率はさらに増加し、68%にも達しており、さらにコシヒカリへの作付け集中が進めば、収穫作業の遅れによる品質低下を招く恐れがあった。
このような背景のもと、コシヒカリと同等の食味特性を持ち、コシヒカリより玄米外観品質が優れ,成熟期が遅い品種を目指し育成され、平成20(2008)年に県の奨励品種に採用されたのが、あきさかりである。
このあきさかりは、ポストコシヒカリを目指した品種ではなく、あくまでも作期分散を目的とした品種であり、コシヒカリと比べて出穂期で7日、成熟期で10日遅い特徴を持っていた。デビュー当初は、食味に際立った特徴がないため、販売的に扱いにくいといわれていた。しかし、良食味で品質も安定していたことが評価され、平成24年にANA国際線のファーストクラス・ビジネスクラスの機内食に採用されるなど、外食関係で使い勝手の良さが認められ、徐々にではあるが作付けを伸ばし、コシヒカリの一極集中の歯止めに一役買うようになっていく。食味ランキングでも、平成27、28年と連続で特Aを獲得するなど食味も高く評価され、広島県や徳島県でも奨励品種に指定されている。