千葉県はたくさんの城跡があり、歴史の宝庫です。千葉氏、里見氏に代表されるような、面白くドラマチックな歴史が満載です。「御城印」が地域の歴史や城を知り、大事に思うきっかけになれば嬉しいです。
これからもカッコよく素敵なデザインの御城印が続々と発行されますのでお楽しみに!
猪鼻城は、1126年に千葉常重が大椎城から千葉に移り、1455年に千葉宗家が滅びるまで、千葉氏が本拠としていたお城といわれています。その後も城郭として使われ、城址のある亥鼻公園内に残る土塁や堀切、郭は、戦国時代の遺構と考えられます。
公園内の中央付近には、近世のお城の天守閣を模した千葉市立郷土博物館が建てられています。ちなみに、城郭遺跡としての名称は「猪鼻城址」ですが、一帯の行政上の地名は「亥鼻」となっています。
ご城印デザインのご説明
御城印は、桓武平氏の名族として知られる千葉氏の家紋「月星紋」「九曜紋」と千葉市立郷土博物館前に立つ千葉常胤公をイメージした騎馬武者像を背景のモチーフとしたものです。常胤公は鎌倉幕府の樹立に大きく貢献し、千葉氏中興の祖とされます。