「木頭朱杉(きとうあかすぎ)」は木頭杉の中でも「赤み」と呼ばれる
心材(木の中心に近い部分)を厳選し、「木頭朱杉」としてブランド化しました。
五稜箸木頭朱杉は、その木頭朱杉を五角形に削り出し無塗装で仕上げた箸です。
赤み部分は、油分が多く、抗菌性などにすぐれているため 長くご使用いただけます。
杉独特の薫香もお楽しみください。
長さ:30cm
太さ(持ち手部分):8mm
重さ:10g
杉を始め、木製品は軽くて丈夫。
自然な色合いや木目の美しさは、食卓にぬくもりを与えてくれます。
木製品を使う上で、皆様に大前提として知っていただきたいこと。
木は、汚れや傷がつくことが「当たり前で自然」ということです。
ここが、プラスチック製品などとの違いです。
当社の製品は、木がもつ自然の質感・香り・特性をできるだけそのままに感じていただくため
「無塗装」「無薬品」にこだわった商品が主となっています。
以下に気をつけてお取り扱いいただき、木のある暮らしを長くお楽しみください。
●基本の洗い方
1、水またはぬるま湯で洗う。
特に、当社の商品は五稜箸」は、杉の中でも油分の豊富な部分(心材)を使っています。
杉のもつ、油分が汚れや水分を弾いてくれるため、食べ物の汚れは表面についた程度ですから、ゴシゴシと洗剤で洗わなくても大丈夫です。
*強い油汚れが気になる場合は、洗剤をご利用ください。
2、水気をしっかり拭き取る。
洗った後は、乾いたフキンで水気をしっかり拭き取ることが大切です。
水気が残ったままそのままにしておくと、カビが生えてしまいます。
(カビが生えるのは、自然な現象です)
ついつい、洗ってそのままにしがちですが、木製品は水が苦手ですので、しっかり拭き取ってあげることで長く使うことができます。
3、なるべく水平で風通りのいい場所に置き、自然乾燥させる。
お箸のような細長いものは、場所をとらないように立ててしまいがちですが、なるべく横にして保管してください。
なぜなら、立てると洗った際の水分が木の繊維をつたって、下の方にたまる
↓
その部分に水が溜まり、もろくなったり、カビやすくなるからです。
他の木製品も、同様に、横にして保管するといいでしょう。
風通しのいいところで自然乾燥したら、食器棚や引き出し等にしまってください。
Q食洗機は使っていいの?
A.木のことを考えると、使わないほうがベターです。
食洗機のお湯の温度は、木にとっては高く、
また急激な乾燥を伴うため、 本来の香りが飛んだり、乾燥しすぎとなってひび割れやすくなります。
たまに使うことはあると思いますが、ものを長く大切に使うために、 なるべく手洗いしてあげるといいですね。
最後に・・・
大切だからと仕舞い込まず、日々のお食事やお料理にどんどん使うことで、木の持ち味が生きてきます。
お手入れは面倒なようですが、いつしか習慣になるでしょう。
ひとつひとつの工程に意味があり、それに気づくことが「木育」なのでは、と私たちは考えています。