トンボ王国オリジナルの4コマ漫画です。ほっこりと癒されるイラストが可愛らしく、忙しい毎日にホッと休息を与えてくれます。トンボ王国の活動やトンボのことを知るキッカケにもなります。
トンボ王国がこれまで発行してきた会員向けの会報に掲載された4コマ漫画をまとめたものです。
イラストはOLFAを設立された岡田三朗さんが担当されています。
温もりと優しさ溢れるイラストが癒しを与えてくれますね。
サイズ:縦 20cm 幅 14cm 高さ 1cm
【注意事項】
・手作業で製本しております。
・送料・支援金込みの値段です。
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■多くの支援が必要です■
トンボ王国は、総面積約50ヘクタールに及ぶ四万十市田黒池田谷全域の自然保護区化を目指しています。今も周辺の宅地開発に脅かされているトンボ王国が、永久の自然保護区として存続していくためには、まだまだ多くの支援が必要なのです。
トンボ王国の職員は歩道の整備やスイレン抜きやウシガエルの駆除など日々自然保護のため手を入れています。
また、学遊館内のさかな館も水槽の水換えを毎日行うものもあり人でもギリギリで活動しております。
これもトンボを通して生態系の大切さを知っていただき、未来のため地球のために今関心を持っていただきたいのです。
保護区の大半はトンボ類の保護育成を目的に整備したトンボ誘致池で、取得と同時に日照時間や水量などの基本的条件を元に予め妥当と考えられる誘致種を設定、これに合わせた水深や植生を考慮しながら整備、状況を見ながら補修と管理を続けています。こうした努力を続けてきた結果、事業開始当初60種だった池田谷のトンボ類は現在81種にまで増加しています。これは日本における同規模面積でのトンボ記録種数日本一であり、今日では常識ともいえる「里山における、人手による多様な生態系維持の正当性」を全国に先駆けて証明したことは特筆に価するもの、と自負しています。もし、トンボ王国における整備手法が功を奏していなかったなら、学校ビオトープに象徴されるトンボ・ビオトープの全国波及もなかったのではないでしょうか。
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■受賞歴
1990年 サントリー文化財団地域文化賞受賞
2000年 第2回日本水大賞 大賞(グランプリ)受賞
2016年 第23回高新大賞
■テレビ掲載
日本テレビ|ザ!鉄腕!DASH!! 「鉄腕ダッシュ・グリル厄介」という企画で当園のウシガエルを捕獲していただきました。
日本テレビ|世界の果てまでイッテQ! イモトさんにお越しいただき、当園をご紹介していただきました。
その他にもNHKなどの教育系番組や海外の自然保護に関する番組の取材など世界初トンボ保護区としてメディアにも多数出演しております。
■雑誌掲載
ほっとこうち 「mama’s pick」という企画でママのおすすめとして紹介されました。
その他多数の雑誌に取り上げられております。
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トンボ王国産みの親、杉村光俊
日本のトンボ研究家
高知県環境活動支援センターえこらぼ 登録講師
■受賞歴
1986年 第4回朝日森林文化賞(自然保護奨励賞)受賞
1986年 寺田寅彦賞受賞
1987年 第2回龍馬賞受賞
1994年 TOYP大賞(環境庁長官賞)受賞
■著書
『トンボ王国』1985 新潮文庫
『トンボの楽園 昆虫の研究』文・写真 あかね書房 1986
『トンボ』文・写真 1993 講談社パノラマ図鑑
『四万十川のトンボことば』写真・文 六甲出版 1997
■共著
『シオカラトンボ』宮川幸三責任編集,写真 集英社(カラーサイエンス) 1985
『日本産トンボ幼虫・成虫検索図説』石田昇三,小島圭三,石田勝義共著 東海大学出版会 1988
『トンボ王国へようこそ』一井弘行共著 1990 岩波ジュニア新書
『四万十の昆虫たち』田辺秀男共著 高知新聞社 1996
『原色日本トンボ幼虫・成虫大図鑑』石田昇三,小島圭三,石田勝義,青木典司共著 北海道大学図書刊行会 1999
『トンボで守る食の安全 高知県版』トンボと自然を守る会編 2020
■テレビ掲載
NHKずっとしこく → https://www.nhk.jp/p/ts/WJMKRL7WP6/
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トンボ王国建設の舞台になっている池田谷は総面積約50ha。いわゆる里山で、水田や畑地等、農耕として利用されてきた部分が約10ha、残りは杉・ヒノキの植林地と二次林が入り混じった山林です。本事業の最終目標はあくまでも池田谷全域の保護区化ですが、現在の保護区エリアは旧耕作地を中心に借地も含め約6.8haに過ぎません。内訳は、購入地分で−考える会が9863.8㎡、WWF・ジャパンが525㎡、四万十市が43673.1㎡、借地は−考える会が13738.75㎡、四万十市が1375.17㎡となっています。なお四万十市所有地の多くは、−考える会が1986年から1988年にかけて賃貸借で保護区としての整備と管理を開始したトンボ誘致池(トンボ・ビオトープ)で、2002年より2006年にかけ一般財源に−考える会に寄せられた寄付金や高知県の補助金を加えて買い取ったものです。