十分盃(十分杯)とはサイフォン式の日本酒用からくり酒盃です。
八分目まで注げば普通に使えますが、なみなみ注ぐと底の穴から一滴残らず酒が流れ出てしまいます。
7月3日放送のTBS「世界ふしぎ発見!」で取り上げていただきました。
※放送後は品薄になる場合がございます。お届けまでお時間がかかってしまう場合はこちらからご連絡させていただきます。
不思議な形をしていますが、中央の突起部分にサイフォンの仕組みがあり、底に穴が開いています。
八分目まで日本酒を注いでも何も起こりませんが、並々注ぐと底の穴から注いだお酒がすべて流れ出てしまいます。
これは「欲張らない」「足るを知る」「満つれば欠く」といった倹約の精神を伝えるための酒器です。
長岡藩3代目藩主牧野忠辰が「物事は八分余裕をもって行えば万事うまくいく。」と自らを戒め、家来に説いたと伝えられています。
このたび長岡みやげとして、長岡の鋳物製造技術を応用し、メイドイン長岡の十分盃(十分杯)が完成しました。
「ほどほどがちょうどいい」
お酒もほどほどが良いのですけどね・・・。
※十分盃・十分杯どちらも正しいようです。当店では商品名として「十分盃」を用いています。
SIZE:直径7㎝ 高さ4㎝
アルミ合金製