チルドレンレスキューミッション応援チケット(10万円)
「ご飯て、みんなで楽しく食べるものなんだね」。
チルドレン・レスキュー・ミッション(以下「C.R.M.」)に受け入れたある女の子の言葉です。
こんにちは。「C.R.M」代表の内越つよしです。
私たちの食事では、子どもたちがその日あったことを次から次へと楽しく話しするのです。
食事が終わっても会話は尽きず1時間も食卓を囲んで誰も立ち上がらないことも。
もちろんテレビをつけてる暇などありません。
笑い声が溢れるそんな私たちの食事風景を見て言ったのが先の言葉です。
その子は、いつも自分一人で布団の中で食事をしていたのでした。
食事はただの栄養補給でした。寂しさを噛み締める時間でした。
しかし、ここにきて食事とは幸せを確認する時間なのだと初めて実感したのです。
C.R.M.は、虐待等で行き場を失くした子どもたちを何とかしたいという、1人の牧師の想いから始まりました。
子どもたちには、ハウスではなくホームを提供したい、本当に自分の存在をそのままで受け入れてもらえる場所を提供したい。
前代表の内越言平(うちこしごんべい)は、行き場を失った子どもたちのために自宅を開放し、
1975年からこれまで30人以上の子どもたちを預かって、家族として育ててきました。
単に衣食住を提供するのではなく、子どもたちとの関係性を重視し、聖書の愛に基づいた考えで子どもたちを指導します。
C.R.M.に来る子どもたちの中には、一度も親に叱られたことがない子も少なくありません。
たくさん怒鳴られたり、叩かれたりはしているのです。
しかし、大事なことを教えてくれないのです。
C.R.M.では、愛しているから叱ります。愛しているから抱きしめます。
「育てて送り出した子たちに、きっと感謝されるでしょう?」と質問を受けるのです。
しかし、実際には我が家で育っていった子たちは、自立した後、私たちのところにはほとんど顔を見せにきません。
なぜでしょう。それは我が家が彼らにとって「過去に悲しい出来事があった」ことの証拠になるからです。
暖かく受け入れてもらったのは嬉しい経験です。
しかしなぜここにきたのか?を考えるときに、そこは嬉しくもやはり悲しい場所なのです。
なので基本的に彼らには私たちからは連絡を取りません。
C.R.M.は見返りを求めない働きです。市などの公的機関からのバックアップはありません。
子どもたちからも見返りはありません。
しかし、そこに傷ついた子どもたちがいる限りしなければならない働きなのです。
「親」は一時的な役割ではないように、C.R.M.も一時的ではありません。
その子が成長し、自立して社会に飛び出すその日まで「親」としてその子を支え続ける必要があります。
また、子どもたちの生活は、すぐには元通りにはなりません。
特に、親からの虐待等を経験した子どもたちの心の傷は、一朝一夕で癒えるものではありません。
これからもC.R.M.は、様々な事情を抱えた子どもたちにホームを提供し、生活面でも精神面でも支えながら、子どもたちの健全な人格形成を目的として活動を続けます。
あなたのご支援は、子どもたちが笑顔を取り戻すための素晴らしいプレゼントなのです。
【『ウチコシツヨシ』ってどんな人??】
https://youtu.be/66hzETTaZ6Q