ガソリン代が高い。どうすればいい?車に乗らなければいい。そうとも言ってられないので節約する方法を記事にしてみた。
原油価格高騰の煽りを受け、ガソリン代の値上がりが止まらない。
ガソリン代があがるから生活費を削るしかない
ガソリンスタンドで給油する主婦(42才)はそう言って嘆息する。まったくもって車に乗らなければいい。しかし、そんな車での移動が欠かせない家庭もあるだろう。そんなあなたの為に、ちょっとしたことで劇的に節約できる裏ワザを紹介しよう。
大都市圏の幹線道路沿いを狙え
ガソリンのもととである原油は、製油所に運送され、ガソリンに精油後、貯蔵されてから各地のスタンドへと出荷される。
当然ながら、この移送距離が遠いほど運送コストがかかり、ガソリンの値段も上がる。ゆえに離島のガソリンは高い。
鹿児島や長崎でガソリン代が高騰しやすいらしいがそれもこれが理由である。
逆にいえば、製油所が多く輸送コストが少なくすむ関東、名古屋、大阪などの大都市圏はガソリン代が安くなるのが必然。
大都市圏はスタンド店舗も多く、激戦区。よって値下げ競争が起きやすい。千葉や埼玉などは全国屈指の安値地域だし、都内でいえば環七、環八沿いは激戦区なので狙い目。高速IC付近も同様にスタンドが乱立するため安くなる。全国平均より10円以上安いところもあるそうだ。安いスタンドを探す際は、『大都市圏の幹線道路沿い』と覚えるといいだろう。
高速道路のサービスエリア内では給油はNG
逆に、給油してはいけない場所がある。それが高速道路のサービスエリア内のガソリンスタンドだ。
サービスエリア内のスタンドは、競合店がない上、背に腹代えられず、どうしても給油しなくてはならない人も当然いる。だって帰れなくなっちゃうからね。そこをターゲットにしているが故、阿漕かっていうほど高めの値段に設定しているところもある。
遠出する時は、都心部で給油してから高速に乗ることを絶対忘れないようにしよう。
セルフ式を探せ
人件費の問題で、スタッフがいない分、値段は絶対的に安い。むしろ、スタッフと会話しなくてよいし、何かしらを勧められなくて済む。無下に断り続けるのも精神的ストレスがあるからね。
満タンにはするな
車が重くなるから。重いと燃費が悪くなる。
レギュラーガソリンは1リットルだいたい750g。例えば普通車で満タン60リットル入れた場合は44.5kg。これを30リットルまでにしておくと重さも半分になる。燃費が改善され、ガソリン代の節約になる
あえて半分しか入れないのも手だ。
アプリを活用せよ
ガソリン代の節約のためにもスマホのアプリは欠かせない。
さまざまあるが、『gogo.gs』というアプリがオススメ。全国の地域ごとにスタンドのリアルタイムの価格が全てわかる。安い順に並ぶので、非常にわかりやすい。長距離ドライブの際は、事前にこのアプリで給油ポイントを決めておくと楽だろう。
クレカに合わせて店を選べ
ENEOS系のガソリンスタンドならTポイント、昭和シェル系はPontaカード、エッソ・モービル・ゼネラル系は電子マネーのnanacoが使える。毎日車に乗る人は、持っているカードに合わせてガソリンスタンドを選んでいくとポイントも貯まり、大きな節約になる。
石油会社が発行するクレジットカードはさらにお得
例えば『ENEOSカードS』は初年度年会費が無料の上、年に1度でも利用すれば次年度以降も無料になるので、実質年会費は無料。
こうしたクレジットカードは給油時に店頭価格から2~3円値引きされるだけでなく、請求時にも割引きされる場合もあるので、作らない手はないだろう。
結論:セルフでクレカが最強
ライター:ヒキオ
サラリーマン(私立文系大卒、専業主夫を目指すが夢破れ一般職として勤務)。
青春時代はいわゆるぼっち。無駄を排し、無為な付き合いを排し、余計なカロリーは消費せず、常に一人で課題に向き合い、一人で解決してきた。