キャンプはとても楽しいものですが、どうしても食材や道具にお金がかかってしまいますよね。できることならば、その費用を安く抑えたいのが本音ではないでしょうか？
今回は、どうしたらすこしでも節約した、かつ楽しくキャンプができるのか、そのポイントを詳しく紹介していきたいと思います。

キャンプアイテム。それ、本当に必要？

「お金が理由で買わないならば、それは買った方がいい、逆にお金が理由で買うならばそれは買わない方がいい」。
ちょっとした名言ですね。安かろう悪かろうの異なった言い回しともいえるかもしれませんが、ある意味本当のことなのでしょう。
キャンプが好きならば、アイテムは欲しくなります。
ですが、高性能なものやデザイン性に優れるアイテムほど、値段も高くなりますね。中には10万円を超えるテントなども多々あります。

かわいいから欲しい!?ちょっと待って

本当にそれは必要なのか？いまいちど立ち止まって考えてみましょう。
たとえば、すでにテントを持っている場合。まだ使えるなら、買い替える必要はあるのでしょうか？どうして可愛いテントがほしいのでしょうか？テントをデコレーションするアイテムを100均で揃えれば、オリジナルで周りのキャンパーと一線を引くこともできます。
たとえば、インスタグラムで「#100均キャンプ」のハッシュタグを追ってみると、様々な情報がキレイでかわいい写真と一緒に入ってきます。
また、その投稿に付帯されている他のハッシュタグを追えば、さらに自分に合ったハッシュタグを見つけることができるでしょう。
しかも、インスタグラムの場合、ハッシュタグ自体をフォローすることができるので、一度フォローしてしまえば、随時お気に入りの情報が入ってくる流れになります。

機能が優れているから欲しい!?ちょっと待って

機能面も同じです。普段のキャンプにどのくらいのスペックのアイテムが必要なのか、しっかり再確認しましょう。
たとえば、ストーブ。冬山で縦走登山（テント泊しながら山を移動）をするような人は、冬山でも問題なく使用できるストーブがないと命に危険が及びます。そのためハイスペックなストーブはマストアイテム。しかし、平地の普通のキャンプでは、そこまで高性能なものは必要でしょうか？
高価でハイスペックなアイテムをもっていても、しゃしゃってる、いきってるとマイナス評価につながりかねません。尚更一度立ち止まって丁寧に考え直しましょう。

家のもので代用する

欲しいアイテムがある→安いのを探す→ではなく一度、家のもので代用できないか考えましょう。
たとえば、ランタンはろうそくで代用できます。多めに持っていき、テーブルの上や周りに設置してあげると、ふんわり柔らかい光がテントサイトを照らしてくれます。
また、紙コップとLEDライトなどでもOK。紙コップをLEDライトにかぶせるだけで、温かい光があふれます。子供うけもいいですよ。
紙コップをハートの形に切った、ハートライトなんかかわいいですね。
ほかにも、冷えたビールを飲みたい場合、1泊のキャンプであれば、発泡スチロールのボックスで代用可能です。発泡スチロールは保冷性が高いので、むしろ安いクーラーボックスより威力を発揮してくれることも。

安物の寝袋でOK

暖かい季節のキャンプで使う寝袋は、安いもので全く問題ないです。※高度にもよりますが…
日本の夏のキャンプで寝袋のスペックが求められることはほぼないでしょう。
下に敷くマットもアウトドアブランドのアイテムではなく、ホームセンターで売いる銀マットです。
車体にスペースがあればこれで十分です。むしろこちらの方がいいとも言えます。
これから寝袋を購入する人は、ハイスペックな寝袋が本当に必要なのか、よく考えてから購入しましょう。
夏は暑いので寝袋から這い出て寝るなんてことはよくありますから。

キャンプ場はどこにする？

キャンプへいくとき、一番コストになるのがキャンプ場代。
もしテントを持っているなら、オートキャンプ場より野営場のほうがコストを抑えられるます。
とはいえ、個人的には車を横付けできるオートキャンプ場を好みますけどね。
小さな子供がぐずったときなんか、最悪でも車で寝られますから。泣いても音漏れしないですしね。

農家直売所を探す

キャンプ場の周辺、もしくはキャンプ場までの道中に農家直売所がある場合は、ぜひ利用しよう。
野菜などを破格の値段で販売していることが多いのはもちろんですが、その土地の味、人情、文化までわかるかもしれません。

結論：買う前に工夫をしよう。

ライター：タイヘイ
サラリーマン（理系大卒、財務・経理系を広く浅く担当）。
東京八王子生まれ。いわゆる優等生。理系大を卒業し、中堅のメーカーにて財務・経理を広く浅く担当。
ゼネラリストの側面が強く、多様な業務をまかされ、様々な職種のメンバーから相談を受けている。