【フランス産】 100g
歴史は長く、もともとはヤギのミルクで作られていて、15世紀のフランス国王ルイ11世に愛され、その後20世紀に入り生産の拡大のため牛乳製のものが主流になりました。
EUの厳格な基準に基づいて作られていることを証明する、PGI(フランスでいうIGP)の認証を、2013年に取得しています。
かつては小型のチーズしか作れなかったヤギのチーズが元となっているため、80gほどの可愛らしい大きさです。
うっすらとまとった白カビを見ると、どうしても大好きな大福を連想してしまいがちな自分ですが、触ると薄皮で形を保っているだけのとても柔らかいチーズであることがわかります。赤ちゃんのほっぺみたいです。
熟成の若いうちから柔らかで、食べやすくクリーミィなこちらのチーズは、熟成が進むにつれ、まるでハチミツのようにトロトロになり、軽いウォッシュのような香りが出て塩気も増し、チーズ好きにはたまらない状態に変化します♪木製の器に入ってる理由は、形を保つのが難しいからというのもあります。
若いうちも、熟成したのも、それぞれの美味しさがあるので、まずは半分食べて、残りを少し寝かせるのもオススメですが…この美味しさを前にして、残せる理性が保てるかは難しいところです 。
ちなみに、少し室温に戻して柔らかくしてからが、よりオススメです♪