パワースポットの音、パワーサウンドの音、5枚をご紹介いたします。
このシリーズは前々から作りたかったのですが、伝聴研を知らない人にとっては怪しく受け止めれれる感じもありますので、製作することを躊躇していました。
各地に自然音の録音へ出向いていると、とても気持ちが良い場所、気味の悪い場所などがあります。なぜその違いを感じるのか注意していると、気の良い場所には沢山の鳥がいることが分かり、いくら広葉樹林があっても感じ悪い所には鳥が居ない事に気付きます。
2.西表島を望む海岸
新城島(あらぐすくじま)は、標高13メートルの上地島(かみぢじま)と、標高20メートルの下地島(しもぢしま)二つの小さな島から成る。そのことから、「離れ」を意味するところから「パナリ島」と呼ばれる。干潮時には歩いて渡れるとの事。島はリーフに囲まれて、海はコバルトブルーの様々な色に変化する。
この録音の当時は上地島には4世帯が住むのみで、渡してくれた郵便船の船長から「パナリは神様の島なので、船着き場と海岸は遊んで構わないけど、島内部には絶対に立ち入らないでくれ」ときつく言い渡された。
現在では民宿もあり、島内部を案内してくれているようだ。
訪れる人も少なく、それは綺麗な海である。
奇祭の島として有名である。祭りに参加した人は、その祭りの様子を一切口外してはならない、というキツイ掟があるとの事だ。
この録音は船着き場近くの小さな入り江、そして下地島に近い海岸で録音。数時間の大急ぎの滞在で、日差しを除ける事もままならず、日焼けで大やけどを負ってしまった。
珊瑚が隆起してできた宮古島にも似た、独特の軽さがある、なんとも爽やかな島である。